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昔、読んでいた雑誌・・・Mr.KIRI

毎週火曜18時になってすぐのマイクロバスターズで、HR/HM評議委員を務めております
Mr.KIRIという名で呼ばれている者です。

最近の週末は、CD(と本)の整理という、いつ終わるともしれないサグラダ・ファミリアに挑んでいます。

永松さんから、昔読んでいた雑誌ということでご指名ですが、
小学生のころは「○年の学習」「○年の科学」を読んでました。
(最近、「大人の科学」というのも出てますが、テルミンとアナログシンセサイザーの号は買って作りました)

大学のころは、ギター・マガジン、キーボード・マガジン、ドラム・マガジン、ベース・マガジンを全部読んでた時期もありました。
70年代の音楽はスタジオ・ミュージシャンの全盛期で、例えば、スティーヴ・ガッドの参加作品を追うだけでさまざまな音楽に出会うことができたのです。

92年冬以降、アシッド・ジャズ・ムーヴメントを入口にクラブ系へ傾倒していたころは、「Bar-f-Out!」を読んでました。
創刊0号から7号までは季刊で手売りだったので、とある洋服屋さんで買ってました。が、幻冬舎に発売が変更になる99年ぐらいから創刊当初のインディペンデントな匂いが薄くなってSell Outしたように感じ、自然と読まなくなりました。

マイルス・デイビスの70年代のいわゆる「エレクトリック・マイルス」期の作品は、90年代半ばまで駄盤扱いで一部のコアなジャズファンは今に至っても評価の対象にしていないようですが、現代は名盤に入れられるものもあります。
クラブ・ミュージックの功績の一つは、それまでの価値観を見直し、そのミュージシャンではなくアルバムや楽曲単位で評価したことです。このパラダイム・シフトでいくつもの新しい音楽を知りました。



しかし、基本的にレコード・コレクターズやストレンジ・デイズ、ミュージック・マガジンなど性懲りもなく20年、もしくは創刊から買い続けているのが多いです
(資料としての価値を重要視しているので、Rockin'onのように筆者の思い入れを中心としたものはどこを読めばいいのかわかりません)

そのほか、時事系やコンピュータ関係など一般的な雑誌は、見出しで決めてます。
今世紀に入って、一つの見方に偏ることを避けるため、無意識に定期的に読まなくなった気がします。

さて、グレン・グールドの奇天烈としか言いようがない解釈のピアノにハマったのをきっかけに、ここ1~2年ぐらい近現代期を中心にクラシックを聴いてます。
ストラヴィンスキーバルトークは、オーケストラという楽器を使ってメタルとしか思えないような曲も作っています。
また、いい曲はメロディもいいということに気付きました。

というわけで、タケルさん
「おススメの美メロのクラシック」
って、何でしょう?

ちなみに自分は、ビリー・ジョエル「This Night」の元ネタになった、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」第2楽章です。