Sky Jamboreeの魅力・・・DJ MARK from FM Nagasaki
熊本の皆様、お初にお目にかかります!
Sky Jamboreeの生き字引=FM Nagasaki のDJ Markです。
FM Nagasaki主催の野外イベント【Sky Jamboree】のことなら何でも僕に聞いて下さい!
というのも、過去13回全てのSky Jamboree(以下、SJと略します)を観てきました。
しかも初年度の1999年から2001年までは一般の観客として。2002年から現在まではスタッフとして。
両面からSJを知っている唯一の人間なのです!
まずオーディエンス目線で見たSJの魅力。
それはズバリ、場内に流れる空気がゆるい!!
稲佐山の標高は333m(東京タワーのてっぺんでロックを鳴らす感覚!)
青い空を近くに感じ、周囲は一面の緑、入場ゲート付近からは眼下に海も見えるという全国屈指のロケーション!
この大自然を前にすると、誰もが心地よくレイドバックしちゃいます。
しかもこれだけの絶景に、長崎市内の中心部からわずか15分で行けちゃうというお気軽感もポイント!
ちなみに長崎の人は「長崎時間」と呼ばれるのんびりしたタイム感が特徴としてあります。
(沖縄ほどではないけど、時間にルーズというか。笑) それも影響しているのかもしれません。
あ、この稲佐山は日本三大夜景の1つともいわれているので、帰るときには夜景もチェックしてくださいね。
1ステージ展開というのも慌しくなくて良い!
ステージ前はフラットなスタンディングエリア。後ろはなだらかなスロープ状となっている芝生エリア。
場内の行き来は自由なので最初に芝生エリアで拠点を作って、好きなバンドのときはスタンディングエリアに行って盛り上がり、また拠点に戻るということが可能です。
複数ステージがないので「次はドコに移動して誰を観る?」という計画を立てなくていいんです。
物販に並んでいながらステージも観られます(笑)
余計なことに気をとられず、目の前に広がる自然と音楽を最後まで楽しむことができるんです。
そして聴かず嫌いを解消できるのも大きな魅力!
出演ラインナップの中にアナタが知らないバンド・ぶっちゃけ興味のないバンド・偏見を持ってしまっているバンドもいるかもしれませんね。
でも1ステージ展開なので、そういったバンドも否応なしに観ることになります。
するとどうでしょう?ピクニックで食べるお弁当が美味しく感じられるように、大自然で聴く音楽はココロにス~っと入ってくるではありませんか!これぞ稲佐山マジック!
新しい音楽との出会い。また1つ好きなミュージシャンが増えること。音楽好きにとってこれほど幸せなことはありませんよね。
そんなチャンスがごろごろ転がっているのがSky Jamboreeなんです!
では次に主催者目線で語ります。
かつてELLEGARDENのライブ中に(vo/g)細美武士がMCでこう言いました。
「なんかここはステージとお前らとの距離がすげー近くていいな。ライブハウスみてぇだ!」と。そうなんです。
Sky Jamboreeのコンセプトは、野外のライブハウス!
会場全体がすり鉢状なので、ステージ側から最後列まで見渡せます。
その密接な距離感がライブハウスと似ているんです。
9000人の熱量がギュっと凝縮されて、屋根のないライブハウスから長崎全体に放出されるあの感覚。ぜひ会場で味わっていただきたい!
そして、何度となく言っていますがSJはステージが1つしかありません。
つまり、出演バンドすべてがヘッドライナー扱い!
ベテランだろうが新人だろうが、CDのセールス枚数がどうであろうが関係ない。
ステージに立つバンドはみんな平等!
例えば2001年の10-FEET。
インディーズでシングルを2枚出しただけの無名バンドだった彼らはSJ当日、THE HIGH-LOWS→KEMURIという流れのあとで出演。FM Nagasakiのイジメとしか思えなかった、とのこと(笑)
しかし彼らは大御所2組にもひけをとらない堂々としたパフォーマンスを展開。
今や全国的にチケット入手困難なバンドになりました。
ほかにも2003年、お前ら誰やねん?的な存在だった「THEイナズマ戦隊」は、SJのライブ一発で九州での人気を不動のものにしました。
2009年に初出演した「FUNKIST」もSJでのライブからブレイクしたといっても過言ではありません。
演る側もガチ、観る側も真剣。だから生まれる強力なエネルギー。今年はどんなバンドがミラクルを起こすのか?本当にワクワクします!
当日はぜひライブを通してメッセージも感じ取ってください!
愛、笑顔、遊び心、夢模様など、毎年さまざまなコンセプトを掲げて開催しています。
今年のコンセプトは“アシタエ”。
激動の2011年のなか、スタンスを崩すことなく真っ直ぐに活動してきたバンド10組に今回はご出演いただきます。
未来を輝かせるためには、まず今をしっかり楽しんで、輝くことが大事です。
音楽を楽しめる幸せをココロから感じて、そして、よりよい未来(アシタ)を描こう!
そんなメッセージが伝われば嬉しいです。
今年の出演者の1人=甲本ヒロト氏がコメントしてくれました。
「Sky Jamboreeじゃない、普通のときに行っても稲佐山は最高です。
そんな場所でロックンロールが楽しめるんだから、何も言うことはありません!」
言うことなしの夏の思い出を長崎で作りませんか?
熊本の皆さん、会場でお会いできるのを楽しみにしています♪
同じ夏は二度こない!
なお会場周辺には駐車場がないため、シャトルバスやタクシーなどをご利用いただくようお願いします。
観光気分を味わいたい方にはロープウェイがオススメ!
フェラーリのデザインなどを手がけられた世界的工業デザイナー:KEN OKUYAMAがデザインしたゴンドラで、優雅に会場入りなんていかがでしょう?
そのほか長崎観光といえば、修学旅行の定番スポットでもある「グラバー園」。
19世紀の洋館が立ち並ぶ風景は、異国情緒ある長崎の象徴です。夏場は夜9:30まで夜間開園&ビアガーデンが行われます。ライトアップされた洋館を眺めてカンパ~イ!いいと思いませんか?
また、県北まで足を伸ばすなら「ハウステンボス」も注目です。
というのも、ハウステンボス美術館で7/29~10/28まで「幻のゴッホ展」が開催されます。
幻というだけあって、展示予定の全52作品中36点が日本初公開!
そしてSJ前日の8/25には世界花火師競技会も行われ、中国の花火を見ることができます。
ライブ前夜にテンションあげるにはもってこい!
どうぞ、長崎にお越しの際には僕が担当している夕方のプログラム「Spicy voxxx」もエアチェックお願いします♪
では、次回のトークリレー。
FM業界で僕が一番大好きなTOMMY先輩!(足を向けて眠れないぐらいお世話になっております!)
今年も半分折り返しということで、お題は『2012年前半で、もっともハマった音源。邦洋それぞれ1枚ずつセレクト!』でお願いします!
http://skyj.jp/