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行定発言!

Yukisada060517

Q:映画「ユビサキから世界を」ってどんな人たちが登場する物語なんですか?

A:女子高校生が主役の物語です。
 すっと前からそういう企画が自分の中にはあったんですよ。
 生きてるんだけど、なんか生きていない感じがする人たち・・・・。
 「死ぬ」とか「死なない」とか言う言葉を簡単に使ってしまう人たち。
 実際は、死ぬとか生きるとかいうことは分んない・・・・・そんな人たち。
 いまはそんな時代だというとらえ方を僕はしているんです。
 僕も高校時代とかにバンドやっていて、
  死ぬとか生きるについての歌詞を書きがちなんですよ。
 ランボーとかボードレールとかの詩に感化されて・・・・・。
 でも「死のう」という言葉を元に死のうと思っていたんだけれど、
  生きるってことは何なのかということを実感していくような
  映画があればいいなと思ったんですよ。
 アンダーグラフの曲がそんな気がしたんですよ。
 「希望の光など射さないけれど、ユビサキから世界を変えていこう」・・・・・
 そういうことを登場人物たちが実感しているような歌だ
  という気がしたんで・・・・・。
 
(5月12日放送「月刊行定勲」より)