行定発言!
Q:映画「ユビサキから世界を」ってどんなストーリーなんですか?
A:5人の女子高生が集団自殺しようとする話です。
だけど、最期は「生の輝き」のもとに
生きようとする・・・・っていう
ひたむきな女の子たちの話です。
ジーンとくる話かもしれませんね。
相当奇想天外な展開もするんで、
ちょっとコメディ的な要素もあります。
これ作っていて、自分でも発見したのは、
なんか「善」とか「悪」とかが、
全部裏返しになっているんですよ。
すごく悪いことしているのに、
決して悪いことしてるように見えなかったりとか、
死のうとしているのに、
生きようとしてるように見えるとか・・・・・。
そういう話なんですよ。
自分がそういう映画をやろうとしていたんだけど、
俳優が実際に演じることによって
如実に見えてくるものもあるんです。
久々に、低予算で休みなしの10日間で撮影したんですけど、
ものすごく充実した10日間を過ごさせてもらいましたね。
(5月12日放送「月刊行定勲」より)