昔の流行語や新語など時代を映す言葉を毎回1つずつご紹介
12/12に選んだ言葉は、1968年の流行語
「お正月を写そう」です
1960年代中頃から
「お正月を写そう」のキャッチコピーでなじみ深い、
富士フィルム(フジカラー)のテレビコマーシャルの放送がスタートしました。
当時は加賀まりこが出演していたそうで、
1970年代以降は30年以上に渡り、樹木希林が出演。
その他にも、山口百恵、南野洋子、桑田圭祐、観月ありさ、田中麗奈、藤原紀香など
その時代の話題の人が出演し、毎年お正月の時期に流れるテレビコマーシャルで
現在でも「お正月を写そう」というキャッチコピーで親しまれています。
1968年といえば、ソニーから、独自のトリニトロン方式による
カラーテレビ1号機「KV-1310」が発売されました。
1960年にアメリカで発売されたボードゲーム「人生ゲーム」が、
日本でも、株式会社タカラ(現在のタカラトミー)から発売されました。
サンヨー食品からは、即席麺「サッポロ一番みそラーメン」が、
日清食品からは、即席麺「出前一丁」が発売されました。
高層ビルの代名詞となった「霞が関ビルディング」がこの年竣工しました。
また、都道府県・市区町村の集配郵便局別に番号が割り当てられ、
郵便物の宛て先を簡素化した「郵便番号制度」がスタートしました。
小学館からは漫画雑誌「月刊ビッグコミック」が、
集英社からはファッション雑誌「セブンティーン」が創刊されました。
川端康成が、日本人初の「ノーベル文学賞」を受賞したのもこの年です。
お送りした曲は、1968年のヒット曲...
伊勢佐木町ブルース/青江三奈