9/20 今日の感動!島原半島は。。。
一気に秋めいてまいりましたね。こうなると島原半島の紅葉の時期が俄然楽しみな住野幸です。
【感動!私の島原半島】
内容:島原半島世界ジオパーク③
電話出演:島原半島観光連盟 隈部友和さん
さて、先週お伝えしたとおり、島原半島はユネスコが支援する「世界ジオパークネットワーク」による厳正な審査を受け、世界ジオパークに再認定されました。
再認定される条件にはいろいろとありまして、島原半島の地質や自然環境は世界的に見て面白い、そして、ジオパークとしての取り組みを行っているとなどがあげられます。
では、島原半島のどのようなところが世界的に見て面白いのか隈部さんに具体的に伺いました。
今から221年前の江戸時代、火山活動で震度5~6の大地震が発生しました。それにより、眉山が大きく崩れて海に流れ込み大津波を引き起こしました。「島原大変肥後迷惑」という言葉もあるように、この津波は熊本まで達し、1万5千人もの方が犠牲になられました。
眉山が崩れたばかりではなく、土砂で海岸がふさがり、地割れも発生。農作物は大変な被害を受け、当時の島原は大変な状況になりました。
しかし、島原の皆さんの力で土砂で埋まった土地に港を作り、地割れによって地面から湧き出した湧水を活用し、用水路を掘りました。農作物が育つまで、備蓄していたさつまいもの粉を面料理にして食べ飢えをしのいだのです。
ここまで書くと、あれ?あの風景、食べ物は。。。と閃いた方!
そうです。
今では島原は環境省が名水百選にも選定するほど美しい湧水がこんこんと湧き出る水の都。そして、古い用水路や港町は島原ならではの風情をかもし出し、飢えをしのぐために開発されたさつまいもの麺は「ろくべえ」という地元を代表する郷土料理になりました。
↓これがろくべえです。
↓そしてこんこんと湧き出る湧水を使ったかんざらし。
自然災害と向き合い、ひたむきに努力し、最終的に生活に生かしていく島原半島の人たちの暮らしはまさに、火山と寄り添っていきているといえます。ろくべえやかんざらしなどのジオフードを味わって、島原半島世界ジオパークを体験してくださいね!
【感動!島原半島インフォメーション】
①第34回しまばら温泉 不知火まつり←詳しくはコチラをクリック!
10月19日(土)と20日(日)に島原城天守閣前広場にて
3部構成になっていまして、19日の第1部はは島原城薪能。美しき舞の宴です。午後4時開場。島原子ども狂言や、ミス島原の披露の後、神事の火入れの儀へと続きますそして、金剛流の能をご覧いただけます。20日(日)はしまばらガマダス阿波踊り大会、歴史 文化市中パレードが行われる予定です。市中パレードでは天草四郎をはじめとするキリシタン行列、仮装パフォーマンス、踊りパレード、山車パレードなど島原城築城から現在までの島原の歴史や文化を表現するパレードです。同時に、フリーマーケットと島原半島物産市も行われます。
お問い合わせ:島原温泉不知火まつり振興会℡0957-63-1111または
島原城薪能振興会℡0957-62-2101
②島原半島ジオ・マルシェ←詳しくはコチラをクリック!
9月29日(日)午前9時から
雲仙岳災害記念館がまだすドーム前の広場にて
島原半島の厳選されたものが並びます。今月は島原半島が世界ジオパークに再認定されましたので、記念の特別なジオ・マルシェになる予定です。
9月29日(日)午前9時からがまだすドーム前の広場での開催です。近くなりましたら直前情報をお伝えします。
お問い合わせ:島原半島ジオ・マルシェ実行委員会℡0957-62-0655
③ 島原城秋祭り←詳しくはコチラをクリック!
9月21日(土)22日(日)島原市の島原城にて
昼間は、人力車で城内を周回でき、22日(日)には薬草粥のふるまいが行われます。午後6時からは島原城観月茶会。二胡と琴の演奏でお楽しみください。島原城観月俳句会も行われ、午後6時から9時まで天守閣に夜間に登ることもできます。そして天体望遠鏡での星空観賞会と秋を満喫できる内容にご期待ください。各催しで、開催の時間や内容が異なります。
お問い合わせ:島原城振興協会℡0957-62-4766
④第37回雲仙市 湯・YOUマラソン大会←詳しくはコチラをクリック
- 12月8日(日)10:00スタート 小浜町マリンパークにて
現在、参加者募集中です。
種目:5km、10km、20km
参加資格:19歳以上の健康な男女。
募集期間:9月9日(月)~10月11日(金)まで(定員に達しだい参加受付終了です。)
募集定員:2,000人。参加料は3,500円です。スポーツエントリーやランネットからも申し込みができます。
お問い合わせ:小浜温泉観光協会のホームページをご覧になるか、℡0957-74-2672までどうぞ。