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2006年5月

プレゼント2

Yukisada0605312

カサブランカはまだ咲いてますよ。いい香りです。

by 番組アシスタント シーラ

プレゼント1

Yukisada0605311

可愛い手作りのプレゼントをいただいちゃいました!
お花とカゴ以外はほとんど手作り。
レース編みの敷物は、まわりに通してある紐をひっぱると、
お花の鉢カバーにもなる優れ物。
コースター、フィモという粘土でできた鳥の置物と、きのこのキーホルダー。
本物そっくり?編みドーナツ!とかえるの帽子をかぶった、ひな。
匂い袋や、名前と日付の入った木製スプーンとフォーク。
どれもすごく可愛くて、いただいたその日から、全て飾ってます!
この場をお借りして、ありがとう!大事にします!

by 番組アシスタント シーラ

行定発言!

Q:映画を見るとき、なにを基準に選べばいいんでしょうか?? 
(ドリームラバーさんからの質問)

A:まずは、僕の映画を見て欲しいんですけど・・・(笑)
 最近、映画がたくさんあって、情報もあふれているんで
 宣伝が多い映画を見がちなんですよ。
 僕の場合、見る基準は、
 その監督が「本当にこの映画を作りたい!」と
 思っていたかどうか・・・・
 監督が、「俺はこれがやりたかったんだ」
 というものが見えている映画
 それはいい映画だと思います。
 作り手が「自分はこれがやりたかった!」
 「この世界を見たかった!」というものを
 観客に見極めてほしいと思います。
 僕は少なくとも、オファーされたものの中でも
 撮れないものは断るし、
 自分が撮りたいと思うものしか撮らないんです。
 世の中には、そうじゃない映画でも、
 ヒットしている映画もたくさんあります。
 ベルトコンベアーに乗っているような映画を
 面白いと思った自分も、後に
 「なんであんな映画を面白いと思ったんだろう・・・?」という
 教訓も得られるとは思いますけどね・・・・・。
 でも、ホンモノの映画に出会ってほしいんですよ。
 今度の僕の映画「ユビサキから世界を」も
 そんな映画になっていると思ってますけど・・・・・。 

(5月12日放送「月刊行定勲」より)

行定発言!

Q:行定監督は、妻夫木聡さんを主演にした作品が
 3本(『JUSTICE』『きょうのできごと』『春の雪』)もありますが、
 お気に入りの役者さんなんでしょうか? 
(きみこさんからの質問)

A:すごく気にってますね!
 彼とやるのはラクだし、
 関係性が1作品ごとにどんどん深まっていくんですね。
 「JUSTICE」「きょうのできごと」の頃は、
 いまの兄ちゃんって感じで
 等身大の若者像をやってくれました。
 それは誰でもない役なんです。
 今回の「春の雪」の清顕って男は、
 そうでなく、自分の自我とぶつかったり、
 戦ったりする役なんです。
 僕も、いまの妻夫木にしかできない芝居を求めたし、
 それをやってくれましたね。
 今回、彼の成長をすごく感じましたね。
 撮影現場で、いつも僕の後ろにずっといるんです。
 彼は映画をつくる空気の中にいることが
 とても大切だってことがわかっている
 数少ない俳優のひとりですね。
 監督と一緒にいることで
 何かを感じようとしているんです。

(5月12日放送「月刊行定勲」より)

タンクマ最新号

Yukisada060526

月刊タウン情報クマモト最新号!
「月刊行定勲」とコラボ企画
「行定監督の裏のウラ」。
かなぶんやさんと行定監督の
映画製作舞台裏がリポートされてます。

シーラもうしろあたまだけ写ってます。

by 番組スタッフ きべとしお

コラム

Yukisada060525

行定勲監督は、毎月1回、熊本日日新聞にコラムを連載中です。
最新版が本日の朝刊に掲載されています。
タイトルは「僕が映画を作るわけ」
今回のコラムでは、
最新作「ユビサキから世界を」の製作秘話が綴られています。

「現場では、今では失ってしまった僕の若き日の断片を元に映画を紡いでいった。」
(文中より)

熊本で過ごした高校時代までの生活が
いろんな形で行定映画に影響しているかと思うと
なんだか嬉しくなってくる「熊本人」のきべでありました。

by 番組スタッフ きべとしお

5月の監督選曲

高校時代はバンドをやっていたという行定監督。

そんな監督が今月セレクトした1曲は、JICKことうじきつよしがいた子供ばんど「ROCK&ROLL WILL NEVER DIE!!」でした。

この曲は監督が聴いていたかなぶんやさんのラジオ番組のオープニングテーマとして使われていたことでも印象に残っているそうです。

そのかなぶんやさんが、今回アンダーグラフの作品でDJ役として起用されています。

番組スタッフ:ろびん

行定発言!

Q:映画「春の雪」は三島由紀夫の原作ですが、
 なぜたくさんある三島作品から「春の雪」を選んだのですか?
(ミューミューさんからの質問)

A:高校時代に三島由紀夫をよく読んでいたんですよ。
 三島作品というのは、青春時代の人間の稚拙さみたいなもの、
 欠落感みたいなものが介在している小説だと思うんです。。
 完璧なものを求める感じというのは、
 10代の時に読んだときの方が、
 ビビッドなんですよ。痛いんですよ。
 大人になってから読むと、
 デカダンなものや深みみたいなものを
 もっと分析的に読めるんだけど・・・・・。
 子どものころはそうではないんですよ。
 そういう意味では、「春の雪」は、
 現代に一番伝わる作品かな・・・・
 と思うんですよ。

(5月12日放送「月刊行定勲」より)

行定発言!

Yukisada060522

Q:映画「ユビサキから世界を」に熊本に関係する方が
 出演されてるそうですが・・・・・?

A:ここで初めて発表するんですけど、
 ぼくの高校時代のヒーローに出てもらったんです。
 かなぶんやさんに出演してもらいました!
 実は「世界の中心で、愛をさけぶ」の時に、
 「ミッドナイト・ウェーブ」というラジオ番組が登場してきて
 その時は、渡辺美里さんにやってもらったんですけど、
 当初、僕の中では、アーチストがしゃべるというよりは
 普通のDJのイメージだったんで
 かなぶんやさんがいいと言っていたんですよ。
 僕は、渡辺美里さん、佐野元春さん、
 バービー・ボーイズ、レッド・ウォーリアーズなど
 日本のロック、外国のロックを
 ぶんやさんから教えてもらったんですよ。
 僕の中では、「DJ」と言えば、かなぶんやさんなんです。
 今回の「ユビサキから世界を」は、
 刹那的な青春の1ページ、夜の学校に忍び込む話。
 女子高生たちが、没収されたラジオを探し出して、聴くんですよ。
 彼女たちがチューニングしたラジオから
 アンダーグラフの曲が流れてくる・・・・・・
 それを紹介するのが、かなぶんやさんなんですよ。
 僕のイメージの中では、
 「ミッドナイトウェーブ」の水曜日あたりは 渡辺美里さん、
 金曜日の夜あたりが、ぶんやさんなんですよ。

(5月12日放送「月刊行定勲」より)

行定発言!

Q:映画「ユビサキから世界を」ってどんなストーリーなんですか?

A:5人の女子高生が集団自殺しようとする話です。
 だけど、最期は「生の輝き」のもとに
 生きようとする・・・・っていう
 ひたむきな女の子たちの話です。
 ジーンとくる話かもしれませんね。
 相当奇想天外な展開もするんで、
 ちょっとコメディ的な要素もあります。
  これ作っていて、自分でも発見したのは、
 なんか「善」とか「悪」とかが、
  全部裏返しになっているんですよ。
 すごく悪いことしているのに、
 決して悪いことしてるように見えなかったりとか、
 死のうとしているのに、
 生きようとしてるように見えるとか・・・・・。
 そういう話なんですよ。
 自分がそういう映画をやろうとしていたんだけど、
 俳優が実際に演じることによって
 如実に見えてくるものもあるんです。
 久々に、低予算で休みなしの10日間で撮影したんですけど、
 ものすごく充実した10日間を過ごさせてもらいましたね。

(5月12日放送「月刊行定勲」より)

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