2/17のhitomi dictionary・何でも見てやろう(1961年)
昔の流行語や新語など時代を映す言葉を毎回1つずつご紹介!
今回は…1961年「何でも見てやろう」
この年、河出書房新社から小田実の旅行記「何でも見てやろう」が出版されました。世界を一日1ドルで旅行するという痛快な世界貧乏旅行記です。1950年代後半、当時26歳だった留学生の小田さんがアメリカからヨーロッパに渡り、北欧から南下。ギリシャ、エジプト、レバノン、イラン、インドを経て帰国するまでの、合計22ヶ国の旅が記録されています。爽快で頼もしい姿が描かれたユニークな「世界現代思想講座」で、若者らしい痛快な笑いとセンチメンタルな涙、青春の元気あふれるおもしろさからロングセラーとなりました。
1月20日、ケネディがアメリカの第35代大統領に就任。
武田薬品工業からビタミンC錠剤「ハイシー」が、明治製菓からは「マーブルチョコレート」が発売。
テレビでは「夢であいましょう」「シャボン玉ホリデー」等のバラエティー番組がスタート。
オードリー・ヘプバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」が公開。
お送りした曲は…
♪ 銀座の恋の物語 / 石原 裕次郎・牧村 旬子 ♪
来週もお楽しみに