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花火

今日は夏の主役”花火”に注目。そこで、

(株)金田花火 花火師見習いの中野和比古さんにインタビュー。

中野さんが花火師を目指したのは?

中学2年生の頃です。小さい頃から母と一緒に家で見ていた

江津湖の花火が建物が建ち見えなくなったので、母が「寂しくなったね」と

言ったので「それならオレが作ったら見に来るど?」っていう一言がきっかけ。

それから、最初に大分に行って3年、

そして熊本に戻って熊本では今年で4年目を迎えます。

実は、途中で1度辞められたという中野さん。

正直、「嫌になって 挫折した」辞めましたが、

やっぱり「もう1度ちゃんとしてみたい」と思い直し戻ってこられたそうです。

お仕事の内容は?

『玉詰め』(「星」色の出る火薬)を玉皮(球体の入れ物)に並べる作業。

『玉貼り』玉詰めした玉に短冊状に切った紙を貼り重ねていく作業。

そして『現場での準備と打ち上げ』。筒に玉と火薬をセットして電気で点火。

中野さんの将来の夢は?

花火が打ちあがった後、自分で「よかった」と思えるような花火を作る事。

一瞬で消えるからこそよくて、それを一生心に残るような花火を作りたい。

この夏、金田花火さんの花火を見る事ができるイベントは?

・7月25日甲佐町  ・8月1日和水町  ・8月3日玉名納涼花火大会

・8月4日苓北  ・8月5日植木町 ・8月10日藤崎台

オフシーズンというのはあるんですか?

最近では1年間を通して様々なイベントがあるので、

常に製造しています。

ちなみに、尺玉を作るのに20日以上かかります。

冬から夏の準備をしていないと追いつかないですね!!

花火を見るポイントは?

まずは、まん丸に綺麗に広がるかどうかです。

そして2番目に色の付いた火が揃って消えるのが良い。

とにかくパット咲いてパッと消えるのが1番です!

今日は、花火師見習いの中野和比古さんにインタビューしましたが、

花火師は30代後半でも「若手」と言われるほどの世界なんだそうです。

今年からは花火1発1発を見る目もかわりそうです☆