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「しいたけにんにくみそ」、「えのきだけ梅みそ」、「エリンギしょうがみそ」

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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
 
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』小島まきさんです。

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Q① 小島さんの近況は?
 
先週末人吉へ家族で墓参りに行ってきました。
今人吉には友人が住んでいるので、友人宅へも遊びに行き、
新しくできていた温泉に入り
久しぶりに人吉の湯を満喫して帰ってきました。
 
Q② 今日のオススメの食材、(料理)を教えてください。
 
今日は秋の味覚「きのこ」と、
そろそろ仕込みが始まる「味噌」を組み合わせた
副菜を3種ご紹介します。
 
まずきのこ類は皆さんご存知のように食物繊維が豊富です。
この食物繊維とビタミン、ミネラルによって腸内環境を整え、
便秘やむくみの解消、夏場の疲労回復にも効果があると
言われています。
 
また、味噌は麹菌による発酵食品です。
主な原料は大豆で、米麹や麦麹、豆麹によってそれぞれ米味噌、
麦味噌、豆味噌が作られます。九州では主に
麦味噌が主流ですが、米味噌や合わせ味噌なども作られています。
 
今回使用する味噌はレシピによって白味噌と赤味噌と
いうふうにご紹介しますが、もとは同じ麦味噌で
白味噌が発酵熟成により色が褐色化し味わいも変化して
赤味噌となったものです。
 
それぞれに特徴がありますので、好みの味噌を探して混ぜて
使ってみるのも楽しいと思います。

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今日ご紹介するのは、「しいたけにんにくみそ」、
「えのきだけ梅みそ」、「エリンギしょうがみそ」の3種類です。
 
◆「しいたけにんにくみそ」
 
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生椎茸 100g
にんにく 3g
ごま油 大さじ1
本みりん 大さじ2
白味噌 大さじ1
 
しいたけはキッチンペーパーや布巾などで汚れをふき取ります。
きのこ類は水気に弱いので水洗いしないで使ってください。
かさと軸を切り離し、軸の柔らかい部分とかさを5㎜角に刻みます。
にんにくは皮をむき、みじん切りにします。
味噌をみりんで溶いておきます。
フライパンににんにくとごま油を入れ、弱火にかけます。
にんにくの良い香りがしてきたら強火にして
しいたけを入れて炒めます。
じっくり椎茸が色づいてくるまで炒めたら、
みりんと味噌を加え更に炒め合わせて出来上がりです。
 
◆「えのきだけ梅みそ」
 
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えのきだけ 100g
白味噌 大さじ2/3
梅干し 10g
 
えのきだけは石づきの部分を5㎝ほど切り落とし、
根元をほぐし長さを2等分します。
梅干しは種を取り除き、
包丁でたたいて味噌と混ぜ合わせておきます。
それから、小鍋に湯を沸かし、沸騰したらえのきだけを入れ
15秒ほど茹でたらざるに上げ水気をしっかり切ります。
梅干しと味噌に粗熱が取れたえのきだけを加え、
混ぜ合わせたら出来上がりです。
青しそなどを刻んで載せるとさらに香りが良いです。
 
◆「エリンギしょうがみそ」
 
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エリンギ 100g
しょうが 10g
米油 大さじ1
赤味噌 大さじ1/2
濃い口しょうゆ 大さじ1
 
エリンギは5㎜幅の細切りにし、長さを2等分にします。
しょうがはみじん切りにしておきます。
赤味噌としょうゆを混ぜ合わせておきます。
まずフライパンにしょうがと油を加え弱火にかけます。
しょうがの香ばしい香りがしてきたら、強火にして
エリンギを加えじっくりとうっすら色づくまで炒めます。
そこへ味噌としょうゆを加えて中火で炒め合わせたら
出来上がりです。
最後は焦げ付きやすくなりますのでサッと炒め合わせてください。
 
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それぞれご飯のお供や冷奴に、野菜と和えて
お酒のつまみに活用してください。
 
3種類とも、これから出始める色々なキノコで試してみて
食感や味わいの違いを楽しんでいただけたらと思います。
お好みの味噌と合わせてみてください。
 
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