和菓子職人「立山」さん
今日は、かわせり六菓匠 を代表して和菓子職人の
「立山学」さんにご出演していただきました。
和菓子職人となってどれくらいですか?
18歳から始めたこの道ですが、すでに38年目となりました。
続けていくのは大変でしょう?
昔からのそのままを”ずっと”というのだけでは、
お客さんが飽きてしまうんです。
新しいお菓子・斬新なお菓子というのを”毎日!”考えています。
修行時代には「見てよし食ってよしじゃないとダメ」と言われていました。
だからデザインもしっかり考えないといけないんです。
どこからインスピレーションを受けるんですか?
いろんなものを吸収しないといけないですからね。
絵画展に行ったり漆器類や着物の柄などを図案として見たりします。
踊りを習ったり、お茶を習ったり、とにかく何でも吸収します。
”俳句でお菓子を作ろう”といったこともありますよ。
自分のものを入れないと人のものをマネしただけでは奥行きがない。
今だったら”紅葉”をテーマに、山の風景を考え、そこに紅葉が、
そして滝があって古民家があって、そこには薪がある…
なんて考えながら作ったりしますよ。
来年の菓子博はどんな感じになりそうですか?
2008年の菓子博は兵庫県の姫路で行なわれます。
熊本の菓子工業組合のリーダーとして、
4月に始まる菓子博の作品を考えています。
姫路城も築城400年という事もありますので、
「姫籠」を作りたいなと思っているところです。
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立山さんのお店「菓匠 たてやま」は、
川尻小学校の並びになります。ぜひ皆さんお出かけ下さい。