ラジオな人々「川口和正」さん
毎回多彩なゲストを迎え、ラジオ業界のプロフェッショナルたちの
仕事ぶりに迫っていくこのコーナー、『ラジオな人々』。
今回のゲストは・・・・・・・・・・。
ラジオ業界で長年活躍しているディレクターさんです。
数多くの番組やFMKジングルなどを制作してきた超ベテランスタッフ。
そのプロフェッショナルな仕事ぶりについたニックネームは・・・「大先生」。
FMKの番組を陰で支えるプロフェッショナル「川口和正」さんです。
~~~~~~~~~~プロフィール~~~~~~~~~~
平成元年(1990年) 制作会社でアルバイトをスタート。
FM局AM局の番組、イベントなど多彩な仕事に取り組む。
平成10年(1998年) 独立して「ジャムスタジオ」を設立。
現在はコマーシャルMA、ラジオ番組制作などを担当。
FMKでは「ぶらりくまもとサウンドスケッチ」や
毎年11月に放送となる
「カントリーゴールド」の特別番組をディレクションしている。
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今の仕事を始める事になったきっかけは何だったんですか?
高校の頃は、プロミュージシャンになりたいという思いで
バンドをやっていたんですが、箸にも棒にもひっかからず…。
その時にバンドでお世話になっていた人が制作会社に勤めていて、
音楽ばっかりやってたから音関連の仕事しかわからなくなってた。
最初は制作会社のアルバイトから入りました。
そういう会社がある事自体知らなかったですね。
そこの会社はイベントの音響やラジオ番組、キャラクターショーなどの
音響に関わる仕事をしていました。
音を扱うという面ですごく興味がわきました。
FMKでも流れているPOWER WAVEというジングルも
川口さんが作られたんですが、
自分の作ったものがラジオから聞こえてくる時の思いは?
違和感がありますよ。作曲が専門ではないですが、
音楽とか作る作業というのは人に見せたたくないと思うんです。
そんな中、出来上がったものを人に聞かせるのも恥ずかしいですし、
それがラジオにのって電波にのると最初はホント慣れないですね。
番組を作るのとCMを作るのとでは違いますか?
まるで違いますね。CMは15秒・30秒の世界ですからね。
ラジオ番組は、30分とか番組の中で成立させていきますが、
CMはその15秒間であらゆる事を伝えないといけないですよね?
だから全く違うものですね。
今の仕事に就けてよかったですか?
これしかなかったと今自分では思います。
あなたにとってラジオとは何ですか?
仕事。
ラジオという音に関わる仕事をしてお金を貰えてるっていうのは
幸せだと思います。