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「キーパーに聞く」

今年は特別企画として毎月一回、あらゆるスポーツのゴールキーパーに

スポットを当てていきたいと思います。

題して「キーパーに聞く」

コートやグラウンドを走り回ることなく、

ひたすらゴールを守るゴールキーパー。

当然ながら試合に同時に二人以上出場出来ないので、

フィールドプレーヤーに比べて、圧倒的にポジション争いも熾烈な訳ですよね。

なぜそんなゴールキーパーを志したのか、

疑問をぶつけていきたいと思います。

今日登場したのは、バサジィ大分GK「青柳佳祐」選手です。

好きなスポーツ選手を教えてください。

最近、イチローの語録を読んでいまして…イチロー選手が好きです。

極めてしまった後の言葉、これから極めていく選手達に残していく言葉、

すごいですね。

好きな言葉は何ですか?

「いいパフォーマンスをしても普通だよ。」

いいパフォーマンスと思われるプレイが普通に出来るようにならないとな、

という風に思っています。

ゴールキーパーになったきっかけは何だったんでしょうか。

約3年前からGKをやっていますが、実は、

小学校からずっとサッカーでフィールドプレイヤーとしてやっていました、

2年ぐらいはフットサルでもフィールドでしたが、

限界を感じたというのと、たまたまキーパーをやってみたら面白くて、

また、その時に確かな手応えを感じたので。

ゴールを守って得点されることを防ぐ以外に

ゴールキーパーの仕事を教えてください。

フットサルのキーパーの特殊な点は、

キーパーも攻撃に参加できるという一面です。

コートも狭いので簡単にハーフコートまで上がってシュートしたり、

ゴール前で、キャッチしたボールを蹴ったらゴールに入ることもあります。

ボールを止めて、そしてシュートもするという、

試合でもキーを握る存在です。

フィールドプレーヤー出身ならではの、

青柳選手のセールスポイントは何ですか?

足元の技術だけなら他のGKに負ける気がしないですね。

あとは、止めるという技術をあげていければ、

攻撃もできて守りもできるというGKになれると思うんで、

頑張りたいです。

さて、青柳選手はフィールドプレーヤーから転向されましたが、

ゴールキーパーに向き、不向きはあるんでしょうか?

僕の中では、ボールを怖がらなければキーパーになれると思う。

GKに入りたいという気持ちがあれば、誰でも出来る

ボールからも敵からも逃げることはできませんが怖くないですか?

そうですね、キーパーコーチから言われてた言葉に、

「一瞬の痛みより一点の痛みの方が大きい」というのがあるんですが、

本当にその通りですね。

フットサルは至近距離ですし、当たるとやっぱり痛いですが、

その分フィールドプレイヤーも動いて頑張ってくれてますからね。

サッカー、ハンドボール、アイスホッケーでは、

どのキーパーが怖いと思いますか?

僕アイスホッケーはテレビでしか見た事がないんですが、

どんなシュートが飛んでくるのかわかんないし、

体のぶつかりも激しいし、そういった意味ではアイスホッケーが怖いかな。

シュートは目線より下から来ると怖くないんですが、

ホッケーやハンドボールは上からも来ますからね。。。

もし野球をするとしたら、どのポジションをやってみたいですか?

キャッチャーですかね。

でも僕は肩も強いんで、レフト?いや、あんまりボールがこないライトかな。

生まれ変わって、またサッカーをするとしてもGKをやりたいですか?

いや、フィールドがしたいです。

GKが嫌(きらい)なんじゃないですよ。

でもやっぱりフィールドがしたいですね。

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青柳選手は個人のブログで日々の様子なんかも書かれていますので、

そちらもぜひご覧ください。

バサジィ大分 HP http://www.vasagey.com/

青柳選手 ブログ http://www.vasagey.com/