「ロート」のヒミツ
今日は、目薬でもお馴染みの「ロート」の名前のヒミツに迫りました。
ご出演は、ロート製薬株式会社の「西脇純子」さんです。
ロート製薬株式会社は、今年で創業109周年を迎えるOTCメーカー。
コーポレートスローガンは「Happy Surprise!よろこビックリ誓約会社」。
目薬、胃腸薬だけでなくメンソレータムを初めとする、
スキンケア関連商品が売上の半分以上を占めています。
また、国内だけでなく世界150カ国以上にネットワークを持ち、
海外売上比率も30%を超えるグローバル企業です。
「ロート」のネーミングの由来について教えて下さい。
明治32年2月に創業者”山田安民”が信天堂山田安民薬房を大阪市で創業。
最初の商品は「胃活」という胃腸薬でした。
明治42年には「ロート目薬」を発売。
当時は衛生状態も悪く眼病患者が多かったので”なんとかしたい”と思った
山田安民の思いものと、眼科医界の権威、井上博士から、
目薬の新処方を得て発売に乗り出しました。
「ロート目薬」の「ロート」は井上博士が師事した、
ドイツの「ロート・ムンド博士」の名前からとったものです。
当時の薬品名は漢字が主流だったため、
カタカナの商品名はハイカラで目立ちました。
その後、昭和24年9月15日に「ロート製薬株式会社」を設立。
家業から近代企業への脱皮を図るため株式会社としました。
社名選定にあたっては、創業者の苗字を社名とすることが多い
製薬業界でしたが、あえて山田製薬とはせずに、
全国各地の人に親しまれている「ロート目薬」から「ロート製薬」を採用しました。
オススメ商品を教えて下さい。
来年で目薬発売100周年を迎えるロートから、
満を持して100年の技術とノウハウを結集させた目薬を発売しました。
その名も「ロートV11」。休みたくても休めない、現在人の複雑な目の疲れに、
有効成分を国内最多の11種類も配合した、つらい疲れ目に効く目薬です。
疲れた目が軽くなるような、ガツンとした気持ちよさのあるさし心地です。
ロート製薬株式会社 HP ⇒ http://www.rohto.co.jp/