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9月30日のマツザキ・レコードは…

今日は、

Raindrops  /  Dee Clark を紹介しました。
 
1938年アーカンソー州生まれのR&B系の男性シンガーで、

当初Goldentonesというグループを 率いて活動していました、

その後ソロとして、「Nobody But You」が初めてTop40入り。

次の代表曲は1961年のNo.2ヒット「Raindrops」でしょう。

出世作となった「Nobody But You」は、肩に力の入らない

軽快なポップナンバーとして 楽しく聴くことが出来る曲ですが、

今日お届けした「Raindrops」はまた雰囲気の違う曲なんです。

60年代初期のRock‘n Pop風の作品で、ギターをベースに、

夕立のような雨音や ストリングスが巧くアレンジされている佳曲です。

曲の冒頭からいきなり轟く雷には 驚かされますが…。

この作品などは、古き良き時代のポップのセンスを詰め合わせた、

ある意味オーソドックスで、

とてもスタンダードなナンバーのような気がしますね。

ちなみに歌詞は・・・ 突如降り始めた激しい雨。

しかし、それは「僕の瞳からこぼれ落ちる大粒の涙だった…」、

というお決まりの歌詞が唄われています。 曲の最後の方では、

雨への願いを盛り上げるかのように、すべてを洗い流せと

言わんばかりの 音割れしそうなほどの雷鳴が鳴り響きます。

激しい夕立にあったときに、作った曲と聞いていますが、

歌い上げる感じは流石です。