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やさしいごはん「中村好孝」さん

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「やさしいごはん」

おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。

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このコーナー『やさしいごはん』では
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしていきます。
毎月、第3水曜日に登場するのは、
「旬菜ダイニング 笑らか」の中村好孝さんです。

「旬菜ダイニング 笑らか」について教えて下さい。

下通りダイエーの交差点を三年坂に入り、
TSUTAYA入り口の正面にあるビルの2Fです。
営業時間は17時から翌朝の3時まで、
笑顔で営業しています。
店内はテーブル席、三年坂が見下ろせる席、
掘りごたつ席があり、
個室は12名用・20名用の2部屋があります。

お料理は季節の食材を活かした手作りの料理で、
「和」をベースに熊本の郷土料理から単品の創作料理、
会席料理のコース料理などご準備しています。

ドリンクはプレミアの焼酎、
珍しい(ジャスミン・昆布・牛乳)などの焼酎、
地酒、カクテルなどや、お酒が飲めない方の為に
ノンアルコールのカクテルもあります。

お問い合わせは、電話 096-354-5640 まで
お気軽にお電話下さい。

この仕事をスタートしたきっかけはなんですか?

子供の頃から料理を作るのが好きで、
20歳で会社を辞めて料理の世界に入りました。
厨房に入り幅広いジャンルで料理を勉強し、
「店頭での対面販売」、「全国展開の飲食店」、
「居酒屋のチェーン店」で経営の勉強をしました。

初めは「自分の作った料理を食べてもらいたい」と
思っていましたが、店長を任されてからは、
「笑顔で帰ってもらいたい」、「笑顔を街に広げたい」
と、いう気持ちが強くなり、「笑う」という字を使った
お店を作ろうと思い、笑らかを始めました。

もうひとつは自分が酒好きだからなんです。
「笑らか」という店名は源氏物語が作られた時代に、
「笑う」の動詞形で使われていた言葉で、
「にこやか」、「陽気である」、などの意味で、
自分に合うと思ったので使いました。
平成17年11月11日OPENし、おかげ様で3周年。
常連のお客様にもたくさん来て頂いてます。

今日のお勧め料理(レシピ)を教えて下さい。

●「翡翠(ひすい)茄子のとろろ酢かけ」
茄子の収穫期し初夏から秋の初めです。
夏の時期は少し空いて収穫される茄子が
「嫁に食わすな」という秋茄子と言われています。
選ぶ時は黒紫色で光沢がある
しっかりした物がいいと思います。

翡翠茄子とは皮のすぐ下の果肉が宝石の「ヒスイ」のように
綺麗な色に仕上げたお料理です。
冷たい煮物としても温かい煮物としても美味しく頂けます。

家庭でも出来る簡単な作り方をお教えします。
茄子に先端から縦に切り目を入れます。
それを170度の油で箸がスーッと通るまで揚げます。
箸が通ったら油を切り、氷水につけて色止めをします。
氷水につけたまま、素早く皮をむき、皿に取り出します。
茄子の水気を切ったら、
鍋に(だし汁10:薄口しょう油1:みりん1)を
火に掛けて茄子を入れ沸かします。
茄子を入れたまま冷やして完成です。
(冷える時に茄子に味が入ります)

とろろ酢は山芋をすりおろし、三杯酢と合わせて作ります。
翡翠茄子を食べやすい大きさに切り、皿に盛り付けて、
上からとろろ酢を掛けて、上に飾りをして、
小口切りにした小ネギや、かつお節をつけて完成です。

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ありがとうございました。