『移動台所・茶豆』の小島まきさん
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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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『やさしいごはん』では、
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
毎月、第2水曜日に登場するのは、
『移動台所・茶豆』の小島まきさんです。
今日のオススメの食材・レシピを教えてください。
今日は旬の野菜「里芋を使ったコロッケ」を紹介します。
■作り方
①里芋を良く洗い、蓋付きの鍋に並べて水を里芋の
半分の高さくらいまで入れます。
鍋に蓋をして、強火で5分ほど、それから弱火で15分ほど加熱します。
*「茹でる」と「蒸す」のちょうど中間の方法です。
茹でるのより水っぽくなりませんし、蒸すのより短時間で仕上がります。
里芋は皮付きで丸ごと加熱することで、旨みや栄養分を閉じ込めます。
②里芋に竹串がすっと刺さるようになったら鍋に残っている水分を捨て、
鍋を再び中火にかけゆすりながら水分を飛ばします。
ここでしっかりと水分を飛ばすと味が締まり成形もしやすくなります。
③あら熱を取って里芋の皮をむきます。
なるべく里芋が熱いうちにすりこぎなどでつぶし、塩と刻んだピーナツ、
刻んだパセリを加えます。
ツナやひき肉を炒めたものなどを加えてもおいしいです。
*ここで充分里芋を冷ますことがポイントです。
④お好みの形に丸め、衣をつけて高温の油で揚げます。
また、揚げ物はちょっと・・・・という方は形作った里芋に薄力粉をまぶして、
薄く油をひいたフライパンでこんがりと焼いてもおいしくいただけます。
~~~~~~~~~~出来上がり♪♪~~~~~~~~~~
里芋は粘性が高いので熱さが持続しますので、
食べる時は少しずつ口に運んでください。
里芋は体の免疫力を高めると言われていますので、
季節の変わり目の今、
独特の柔らかなぬめりにちょっとしたアクセントを加えた
里芋コロッケはいかがですか?