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3月10日のマツザキ・レコードは

今日は、

スーパーパーティ /  ソウル・ハスラーズ を紹介しました。

今日は「ファンク」という音楽に注目したんですが、

もともと「ファンキー」という言葉は「野暮ったい」「土俗的」などの

意味を含む俗語で、語源としては「匂い」を指す言葉なんです。

「ファンキー」は元々はファンク・ミュージックが派生するより前に

ジャズに対して使われていた言葉で、ブルース色(土臭さ)、

ソウル色(ゴスペル)を指した意味だったそうです。

音楽的にはうねるようなベースラインにホーンセクションや

カッティングギターが絡み、楽器すべてがリズムにのって一体となるような

イメージでしょうか。当然、ノリがよくダンスミュージックのベースになりました。

ファンクは1960年代にミーターズやジェームス・ブラウンおよび彼のバンドの

メンバーを始祖として型が形成されたとされています。

その後、天才ベーシスト/ブーツィー・コリンズが、

ジョージ・クリントンによりPファンクにスカウトされ、Pファンク黄金時代を

築き上げました。一方1970年代初頭サンフランシスコから、

白人・黒人混成バンド”スライ&ザ・ファミリー・ストーン”が登場し、

彼らのロック的要素を取り入れたファンクが白人にも受け入れられるように

なりました。そして、ブラック・ミュージック、ソウル/R&Bを土台にし、

アフリカ音楽やジャズ的要素を取り入れて発展していったんですね。

いろんなファンクがありますが、やはり個人的に好きなのは、

疾走感のあるファンクですかね♪