オムロン ハンドボール部
今日はオムロン ハンドボール部を紹介しました。
オムロンハンドボール部は、
日本ハンドボールリーグのレギュラーシーズンを1位で終え、
プレーオフを4年連続、14回目の優勝で飾りました。
この後は日本の女子チーム代表として、
4月25日(土)から29日(水)まで中国で行われる
東アジアクラブ選手権に出場します。
今日はオムロン ハンドボール部から3人お越しいただきました。
安心院祐子さん、そして佐久川ひとみ選手、西本邦仁子選手です。
安心院さんはプレーオフを最後にすでに引退、
そして佐久川選手は、東アジアクラブ選手権後、海外へ挑戦。
西本選手は東アジアクラブ選手権を最後に引退されます。
安心院さんは引退後、生活はどんな風に変わりましたか?
今までは寮生活だったんですが、
寮を出て一人暮らしを始めたりしたんですが、職場も同じですし、
毎日チームメートにも会うので、あんまり環境に変化はないです。
今はこれまでずっと治せずにきたケガを、これを機に治療しています。
東アジアクラブ選手権を前に今はどんな心境ですか?
佐久川選手「最後の試合なんで、皆で優勝できたらいいなと思っています。」
西本選手「自分の力を出し切って、そして応援してくれた皆さんに
恩返しが出来ればいいなと思っています。」
引退しようと思ったきっかけは?
安心院さん「はっきりしたきっかけはないんですが、自分にできることは
これ以上ないかなと思い、2・3年ぐらいその思いを抱えながら
やってきたんですが、今回引退の決断をしました」
西本選手「1年1年、今年も頑張ろう今年も頑張ろうと思ってやってきましたが、
今期の途中から”もうそろそろいいんじゃないか”と思いまして。」
佐久川選手「(海外への挑戦など)次のステップに進みたいと考えています。
以前から代表とかで海外遠征などに行く中で、自分もプレイしてみたいという
思いもあったし、オムロン自体もベテランが多く、
そろそろ世代交代かとも思いました。
また自分の年齢も考えて今度は自分の生きる道を探してみたいなと
思って決断しました。」
長い選手生活の中でそれぞれ一番きつかった、つらかった出来事というのは?
安心院さん「ハンドボール自体に挫折したというか…。
試合に出てもうまくコミュニケーションとれないというか。だいぶ叱られたりしました。
その時”皆が同思ってるか聞いてみなさい”と言われて、だいぶ救われました。」
西本選手「何をやってもうまくいかない時期があって、
もうやりたくないと思ったんですけど、応援してくれてる人がたくさんいて、
アドバイスをくれたりして、そんな人の為にもこれではダメだと思って、
這い上がろうと思いました。」
佐久川選手「入社したばかりの頃、
自分自身のプレイがチームのカラーにあっていないような気がして
自分がやってきた事が間違ってたのかなと思ったりもしました。
でも、自分自身に負けたくないという気持ちがあって”あーでもないこーでもない”
とやってきたら周りが見えてきた部分がありました。」
最後にメッセージをお願いします。
安心院さん「ハンドボールを初めて19年たつんですが、
ここまで続けてこれたのも、みんなのおかげです。
ささえてくれた人に感謝しています。」
佐久川選手「これまで指導してくださった先生方への感謝の気持ちと、
応援してくださったみなさんへ、感謝の気持ちです。
これからも挑戦していくことで、みんなに恩返しできればと思います。」
西本選手「たくさんの人に応援していただきました。みんなに感謝しています。」