版画家「元田久治」さん
今日は、版画家の「元田久治」さんのインタビューをお届けしました。
元田さんは、東京タワー、渋谷など誰もが知っている場所を
廃墟としてリトグラフで表現し、不思議な世界を繰り広げていらっしゃいます。
現在はどんな作品を作ってらっしゃいますか?
東京駅を廃墟にした作品を作りました。
また、版画に色をのせて絵画作品を作成しています。
今は、北京オリンピックの時の「鳥の巣」をモチーフにした作品を作っています。
鳥の巣には北京オリンピックが開催される前に行ったんですが、
その時に撮った写真をもとに、そこそこ壊しちゃいました(笑)
版画にしても絵画にしてもモチーフを変えるつもりはないのですが、
スケール感をだしたい時は絵画にしたりしますね。
これまでは東京近辺をモチーフにしていたんですが、
これからは海外にも目を向けた方がいいんじゃないかと思いまして。
今年の9月からは海外で活動されるそうですね?
文化庁の海外研修という制度に応募したら
1年間行ける事になりましたので、
オーストラリアのメルボルン、そしてカリフォルニアのバークレイに行って
その間にいろんな作品を作りたいと思っています。
先日、東京アートフェアに作品を展示していたんですが、
海外のお客さんの注目も高かったんです。
そういう人の反応も含めて、海外の観光地など分かりやすいものを
作品にしていくのも楽しそうだなと思っています。
日本での個展の予定は?
7月31日~8月30日まで、
表参道にある、「HPGRP GALLERY 東京」という場所で、
個展を行います。その時は絵画をメインに扱う予定です。
熊本から旅行などで出かけた際にはぜひお出かけ下さい。
<元田久治さんホームページ>
http://hisaharu-motoda.petit.cc/