新しょうがの甘酢漬け
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『やさしいごはん』では、
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
毎月、第2水曜日に登場するのは、
移動台所・茶豆の小島まきさんです。
小島まきさんのブログはこちらです↓↓
http://chamamekitchen.cocolog-nifty.com/blog/
今日のオススメの食材を教えてください。
今日は”新しょうがの甘酢漬け”を紹介しました。
新しょうがはこれから夏にかけて出回ります。
よく見かけるしょうがとは違い、色も白っぽく香りがさわやかで、
辛味も少ないので甘酢漬けなどに向いています。
新しょうがを作るために植える根の部分や、新しょうがを一年保存したものが、
年中出回っているひねしょうがです。
【材料】
新しょうが400g 塩10g 米酢250ml 砂糖100g
熱湯又は煮沸消毒した瓶です。
【作り方】
まず、しょうがをきれいに水で洗い、ざるに上げて水気を切っておきます。
硬い部分をこそげ落とし、薄くスライスします。
薄く切るのが苦手な方は皮向き機を使ってください。
厚みや大きさはお好みですが、薄めの方がパリパリとした
食感を楽しむことができます。
それから、スライスしたしょうがをボウルに入れて塩をまぶし、
重石を載せて5,6時間~一晩置きます。
こうすることで充分にしょうがの塩漬けをし、余分な水分を抜きます。
ここが甘酢漬けを長持ちさせるコツです。
塩漬けしたしょうがの水気を良く絞り、
瓶に入れて甘酢が温かいうちに注ぎます。
この甘酢は米酢に砂糖を加えて一煮立ち指せ、砂糖を煮溶かしたものです。
酢の酸味が苦手な方は少し水を加えて煮立たせても大丈夫です。
ふたをして冷まし、完全に冷えてから冷蔵庫で保存します。
3日後くらいから食べられますが、2,3週間経った頃がおいしいと思います。
色が薄い桃色に変化してとてもきれいです。
冷蔵庫で保存すると半年位おいしくいただけます。
刻んでごはんに混ぜたり、和え物に使ったりお茶請けにもぴったりです。
お弁当に添えると傷みを防ぐ役割もありますので、
湿気の多いこの季節に活用してみてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
しょうがには血流を良くしたり、炎症を抑える作用や発汗により
体温を低下させる作用があります。上手に利用して夏を乗り切りたいですね。