八代全国はなび競技大会
今日は、八代の秋の夜空を彩る“全国花火競技大会”について
お話をうかがいました。
ご出演は、八代市役所商政観光課「高田剛志」さんです。
今年で22回目を迎えるこの花火大会、
毎年たくさんのファンが訪れていますね。
そもそもこの花火大会は「競技大会」という事なんですが、
どのような特徴があるんですか?
北は秋田県、南は鹿児島県まで全国各地から30の有名花火師が集り、
その技と華麗さを競う西日本唯一の全国花火競技大会です。
また、今年は「全国花火サミット」が初めて九州で開催されます。
その為、花火打ち上げ発数13000発。
競技花火大会の為、花火の開き方や大きさ、などが審査される大会です。
この大会が八代の土地、球磨川河川緑地で始まった理由などありますか?
直径600mの保安距離が必要で、季節風などの影響を受けづらい。
球磨川の上流側に山がある為、花火の音がダイレクトに響く。
JR八代駅から徒歩10分。
この競技大会に参加される全国の花火師にとって、
この花火競技大会はどのような意味合いがあるのでしょう?
毎年10月に開催していることから、
花火師がその年に打ち上げる集大成と位置づけ、
来年に向けた新作花火を披露する場となっています。
先程のお話しにも出てきましたが、今年行われる九州で初めてという
「全国花火サミット」とはどのようなものですか?
全国の有名花火大会の主催団体が一同に会し、
花火大会の発展や充実させる目的で開催します。
内容は、ハナビストの冴木一馬氏を迎え、
基調講演とパネルディスカッションを行います。
10月18日10:15~八代ロイヤルホテルで、
一般の方も入場無料で参加できます。
10月17日には「花火セミナー」というものも行われるそうですね?
これはどのような内容になっているんですか?
10月17日(土)に萩原会館で
14時からと15時からと16時からの3回、30分程、
講師に:大曲花火クラブの小西亨一郎(花火研究家)を迎え、
日本の「伝統花火」の魅力や八代の花火鑑賞のポイントなど
花火のあれこれをお話します。
当日会場では早くから場所をとって準備万端で鑑賞するという方も
例年多くいらっしゃいますが、
1番良く鑑賞できるポイントはどの辺なんですか?
鑑賞ポイントは、対岸側(球磨川右岸)がおすすめです。
理由は、保安距離ギリギリで鑑賞できることと、
観覧しやすいように樹木を伐採しているからです。(上流側)
花火の見所は、
競技花火のほか、ミュージック花火や15号玉、ナイアガラ花火などです。
その他詳しくはこちらをご覧下さい。