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いもきなこ餅

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「やさしいごはん」

おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。

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『やさしいごはん』では、

毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。

毎月、第2水曜日に登場するのは、

移動台所・茶豆の小島まきさんです。

移動台所・茶豆のHP http://www.i-chamame.com/

                                                             今日は”いもきなこ餅”を紹介しました。

お正月の残りのお餅と、さつまいもを使ったおやつ、

「いもきなこ餅」です。

これはもともと餅つきの時についた餅に蒸かしたさつまいもを加えて

一緒について作る「ねったくり」というものですが、

今回は台所で簡単に作ることのできる方法にしました。

さつまいもが沢山入っているので、

常温で置いておいても固くなりにくいのが良いところです。

【材料】

さつまいも 正味400グラム(皮付き500~600グラム)

餅  100グラム (中2個)   きなこ 30グラム

粉末黒砂糖 30グラム   塩 一つまみ 

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【作り方】

まず、さつまいもをよく洗い皮付きのまま鍋に入れ、

芋の半分が浸かるくらいの水を入れて蓋をして強火にかけます。

沸騰したら火を弱火にして20分程蒸し煮にします。

その間にきなこに黒砂糖と塩を加えてよく混ぜ合わせておきます。

それから、餅を軽く洗い小鍋に入れ、

かぶるくらいの水を加えて火にかけます。

中火でゆっくり柔らかくして仕上がりをさつまいもの蒸かし上がりの時間と

合わせるようにします。さつまいもの方は20分経ったら、

さつまいもに串を刺してみてすっと通れば蒸しあがりです。

さつまいもの大きさによって時間を調整してください。  

熱いうちにさつまいもの皮をむき、ボウルに入れてすりこ木などでつぶします。

ここに柔らかくなった餅を加えて一緒につき混ぜます。

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粘るので少しずつよく混ぜてください。

芋の粒が少し残っても食感が良いので、

混ぜ終わったらスプーンですくってきなこの中に落としてたっぷりとまぶします。

お皿に盛り付けて上からもきなこをかけ、出来上がりです。

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きなこの甘さを控えてさつまいもの甘味を味わうようにしていますので、

お好みで砂糖の量を加減してみてください。

温かいほうじ茶などとよく合います。

芋焼酎のおつまみにもよいと思います。