「赤福」のヒミツ
今日は、伊勢土産として定着している「赤福」の名前の由来に迫りました。
ご出演は、株式会社赤福の中頭敏治さんです。
~~~~~~~~~株式会社 赤福 会社概要~~~~~~~~~
赤福は、伊勢神宮のお膝元に生まれ300年。
溯ること、江戸時代のお伊勢参りが盛んだった頃、
宝永四年(西暦1707年)に茶店として創業しました。
参拝客に親しまれそれ以来伊勢を訪れる多くの人々の舌に磨かれ、
伊勢の名物として今日まで続いて参りました。
現在、伊勢を拠点に東は名古屋から西は大阪・神戸までを商圏としています。
常設売店は直営20店舗、委託240店舗。
「赤福」の名前の由来を教えて下さい。
赤福の二文字は「赤心慶福(せきしんけいふく)」に由来しています。
「赤心慶福」とは、「赤子のような、いつわりのないまごころを持って
自分や他人の幸せを喜ぶ」という意味があります。
これは、神宮参拝者の心のあり様を表わした言葉です。
お伊勢さんの参道を歩くときの清らかな気持ちでまごころを尽くし、
その人の幸せを自分のことのように喜びましょうというものです。
赤福は屋号・商品名の由来「赤心慶福」を社是としています。
おすすめ商品を教えて下さい。
【朔日餅(ついたちもち)】
伊勢では、古来「朔日参り(ついたちまいり)」という風習が根付いています。
毎月1日の早朝、無事にひと月過ごせたことを感謝し、
新しい月もどうか健康でありますようにと伊勢神宮に参拝するのです。
参拝の帰路、赤福本店に立ち寄られるお客様を季節感豊かな
餅菓子でお迎えしたいと、昭和53年2月に発売したのが朔日餅です。
以来30年あまり。四月のさくら餅、十月の栗餅など、月代わりの朔日餅で、
折々の季節を味わいをお楽しみいただいています。
*朔日餅は、1月を除く毎月1日に直営店限定で販売しています。
【赤福氷】
赤福の夏の涼味「赤福氷」。夏期限定の商品で、餡(あん)と餅が中に入った、
抹茶蜜のかかったかき氷です。
*赤福氷は、伊勢地区、名古屋地区の喫茶を併設する直営店で
お召し上がりいただけます。
【赤福ぜんざい】
お寒い中、赤福のお店にお越しいただいたお客様に、
暖をとって頂きたい思いから、お召し上がりいただいているのが
冬期限定の赤福ぜんざいです。お客様のご注文を受けてからお餅を焼きあげます。
*赤福ぜんざいは、伊勢地区、名古屋地区の喫茶を併設する
直営店でお召し上がりいただけます。
株式会社 赤福 HP http://www.akafuku.co.jp/index.html