Quadraphonic(クアドラフォニック)
今日は「Quadraphonic」をブックマーク。
一人の男性シンガーソングライターが中心となったプロジェクトなんですが、
”クアドラフォニック”と名乗ってデビューすることになった理由が
ちょっとユニークなんです。
彼は、日本語以外に英語、スペイン語も話せるうえ、
複数の楽器を演奏できるマルチ・プレイヤー。
実際、作曲家を目指してデモ・テープをレコード会社に送ったところ、
それを聴いた担当者が5分でアーティストとしての契約を決めたという
エピソードの持ち主なんです。
ここからがユニークなんですが、いや、ユニークと言っては失礼かもしれません。
レコード会社がアーティスト契約を決めたのに、
なんと極端にシャイな本人の意向でデビューが見送られてしまいました。
作曲家を希望してアプローチしたのに、自分自身がアーティストとして
デビューするのでは、確かにちょっと話も違いますよね。
結局契約後1年間は楽曲制作に専念することになった訳ですが、
その間にEXILEとKinki Kidsのアルバムに彼の楽曲が収録され、
作曲家としてのデビューを果たしています。
この経験を機会に自らのデビューを承諾し、
今回のアルバムリリースに至ったという訳ですが、
ただし、このデビューには本人からの条件がありました。
自分自身が表舞台に出ない”プロジェクト”とする、ということなんです。
あくまで”プロジェクト”ですから、アルバムにもたくさんのゲストが参加しています。
表舞台には出ないということで、
ライブは見ることが出来ないのかなと思いますが、
また何かをきっかけに心境も変わるかもしれませんし、
今後、どんな展開を見せてくれるのか期待したいと思います。