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伊禮俊一(イレイシュンイチ)

今日は「伊禮俊一」をブックマーク。

彼は、5月26日にデビューする「三線シンガーソングライター」。

沖縄県の北に位置する伊是名という島の出身で、

琉球王朝の始祖、尚円王の末裔にあたるそうです。

この伊是名島、どんなところかご存知でしょうか?

人口はおよそ1700人という小さな島で、

伊禮俊一いわく「信号機が島にひとつある」そうです。

しかもその信号機も交通のために必要な機能としてあるというより、

子どもたちが大人になって島から出たときに困らないために設置してある、

そんな島だそうです。

そして実際に子どもたちが島から出る機会というのはそう遠くなくおとずれます。

島には高校がないため、中学を卒業すると

沖縄本島の高校に進学するということで、

伊禮俊一自身もそんな環境で育っています。

その彼が5月26日にリリースするデビューシングルのタイトルは「先生」。

カップリングに収録されている「青春の旅立ち」とあわせて、

伊是名島でのくらしと、そこから旅立って過ごした沖縄本島での

学校生活の様子が垣間見えるような2曲です。

このシングルにはさらにもう1曲、尾崎豊の曲「シェリー」の

カバーが収録されています。

先週この番組でもON AIRしましたが、こちらはカバーというより

コピーといった方がぴったりなボーカルになっています。

尾崎といえば1985年にリリースされた名曲「卒業」の中で

「あなたはかよわき大人の代弁者なのか」と歌った

東京出身の尾崎にとっての「先生」と、

伊是名島出身、1982年生まれの伊禮俊一の歌う彼にとっての「先生」。

この両者を対比して歌詞を読んでみるのもなかなか興味深いですよ。

今日お届けしたのは、伊禮俊一で「先生」でした。