マスキングテープ・アート「平川いつか」さん
今日は、マスキングテープ・アートを手掛ける「平川いつか」さんを
ゲストに迎えました。
平川さんは、今年の1月にイクイップメントフロアーで
初個展「さよならいつか」を開かれました。
「マスキングテープ・アート」とはどんなものですか?
マスキングテープを使って作品を作っています。
絵画やイラストと変わりないと思っています。
マスキングテープ・アート」をはじめたきっかけは何ですか?
東京で浪人していたころ、たまたま渋谷のロフトでマスキングテープを見つけて。
かわいいなーと思って青と水色の2色だけ買ってみたんです。
そのときちょうど学校の課題で「ドローイング」っていうのがあって
ためしに絵の具の代わりにマスキングテープでドローイングしたんです。
そしたら先生が「おもしろい」って言ってくれて。
それが一番最初だったと思います。
作品をつくるときのモチーフや制作するときに大事にしていることは?
自分の身近にあるものを、
リアルに感じていることを描きたいと常に思っています。
リアリティーのあるものにしたいというのがありますね。
そのイメージにあわせて「テープ」を選びます。
例えば今「こんなテープ」が欲しいというのがありますか?
幅の太いものが欲しいですね。大きい作品を作る時とかに、
10cmぐらいあったらありがたいですね。
作品づくりの面白いところ、難しいところは何ですか?
マスキングテープなので、剥がれちゃうんですね。
なので額に入れればいいんですが、
そうじゃなくて貼って永久に保存できる、
(そうするとマスキング・テープじゃなくなるんですけどね 笑)
この質感を残したまま、保存できるといいなと思います。
今後の活動予定について教えてください。
まだ何も決まってないんですけど、また個展をやりたいです。
他の人と一緒にイラストなども含めた仕事をしてみたいとも思っています。
いろんな人との出会いを通じてお仕事やチャンスがめぐってくればいいなと、
流れに身をまかせたいと思っております。