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熊日デザイン賞

今日は「熊日デザイン賞」について、

熊本日日新聞社事業局事業部の切通絵理さんにお話を伺いました。

熊日デザイン賞について教えて下さい。

昭和30年に「全国商業美術展」としてスタートしましたが、

その後「熊日広告賞」と名称を変更し25年ほど続けていました。

平成元年からは応募部門の改組に合わせ、リニューアルし、

名称も「熊日デザイン賞」になっています。

「全国商業美術展」から通算すると、

今年で56回目を迎える大変歴史のある公募展です。

商業美術の育成・発展、またデザインに対する関心と

理解を深める目的で半世紀以上続けていて、

新進デザイナーの登竜門として、県内や九州を中心に、

全国各地から作品が寄せられています。

2010熊日デザイン賞の応募要項、審査員について教えて下さい。

部門は、ポスター部門(課題の部、自由題の部)、

ビジュアルアート部門があり、その中の最高賞であるグランプリには、

賞金30万円と名誉ある文部科学大臣賞が贈られます。

またポスター部門・課題の部の一席に選ばれた作品は、

熊本県芸術文化祭の公式ポスターになります。

今年は東京からアートディレクター・グラフィックデザイナーとして

活躍されている服部一成様を迎え審査を行います。

ポスター部門、ビジュアルアート部門以外にも中学生・高校生に限定した

CDレーベル部門もあります。

応募規定など詳しい要項については、

熊日のホームページ・くまにちコムをご覧ください。

そちらから申込書や出品票がダウンロードできます。

要項書の郵送を希望される方は住所、氏名を明記し、80円切手を同封され、

熊本市世安町172 熊日事業部 熊日デザイン賞係までお送りください。

これまでの受賞者の方はどんな方がいらっしゃるんですか?

歴代の受賞者は、この熊日デザイン賞を皮切りに多方面で活躍されています。

熊日デザイン賞の審査員としてお世話になっている

松木良介様、岩上孝二様、吉原コウイチ様、西崎セツコ様、松永壮様なども

歴代のグランプリ受賞者です。

「ESOPO」を出版され、昨年の11月10日にこのコーナーに出演された

中川哲子様もグランプリ受賞者の一人です。

新人デザイナーの登竜門といわれる熊日デザイン賞での受賞経験をステップに

羽ばたいいった多くの若手アーティストの活躍を楽しみにしています。

~~~お知らせ~~~

作品の搬入日は来週の15日(土)、16日(日)です。

みなさまからの多数の出品をお待ちしています。

どうぞふるってご応募ください。

また、来月8日(火)から13日(日)まで、熊本県立美術館分館で、

2010熊日デザイン賞の入賞作品を展示します。入場無料です。

時代を反映する作品や情熱のこもった力作をどうぞお楽しみください。

ご来場お待ちしております。

ホームページ くまにちコム http://www.kumanichi.com/