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熊本ゴールデンラークス「田中敏弘」さん

今日は熊本の社会人野球チーム、

鮮ど市場野球部 熊本ゴールデンラークスを紹介しました。

ご出演は、熊本ゴールデンラークス 代表兼GMの田中敏弘さんです。

Gm

今年、監督から代表兼GMになられ、新聞での連載もされるなど

いろいろなところでお名前を拝見するようになりましたが、

仕事の内容はどのように変わりましたか?

監督の頃は、やはり“勝つ”ことを中心にした采配でしたので、

その頃は出来なかった活動や運営なども出来るようになりました。

思ったことが実践できる環境にありますね。

ライバルでもあるホンダ熊本との合同イベントやソフトバンクとの対戦など、

通常の試合以外での取り組みも多く見られますね。

自分自身「野球道」を歩いてきた人間ですから、

現実社会の厳しさを知ることもあり、

それでもやっぱり野球の素晴らしさを伝えたいという思いから

そういうイベントをする機会が増えました。日頃の活動、練習なども含めて、

選手と触れ合ったりすることなどを通して

いろんな世界を知ってもらいたいなと思っています。

ライバルチームといいますか、「ホンダ熊本」はどんなチームだと

分析されていますか?

ホンダ熊本の渡辺監督とは実は同級生で、

大学時代4年間一緒に戦った仲間です。

ですから、お互い監督の間は、正直やりにくかったですね。

お互い目指す方向も一緒でしたし、素直に勝負出来ない部分もあったりと。

ただ、今回私が立つ位置を変えたことで、

今はうまくタッグを組むことが出来てるんじゃないかと思います。

野球場で見る魅力、楽しみ方などを教えて下さい。

またGMご自身が思われる野球のおもしろさとはどんなところでしょうか。

このチームの魅力は、やはり引き続き「仕事と野球の両立」だと思います。

今までは”生まれたばかりのチーム”という事もあって、

いろんな事を”強制”されていた部分もあったかと思うんですが、

5年目を迎えましたので、これからはそれぞれが「続・人間力野球」を掲げ、

グランドで技をみがくよりも 仕事場で精神を磨くという、

ドロだらけになって頑張るそんな姿が魅力じゃないかなと思います。

仕事と野球を続けることの大変さは並大抵のことではないと思います。

その中で野球をする環境を与えてもらっている、

自分の意思で野球をするということ、正直年をとるほど大変になってきます、

でも社会ではそれがそれが当たり前なんですよね。

そんな環境の中ですごく頑張ってくれていますね。

今後の熊本ゴールデンラークスの活動予定を教えてください。

そうですね、”野球まつり”や”野球教室”などはもちろんなんですが、

「練習」自体も毎日がおまつりであってイベントなんだと思っています。

練習を見にきてくれた方が居て、それでタイミングがあえば、

そこで即席の野球教室が始まったり、そこに“思い”があれば、

どんな時でも“自然”と野球が広がるようにしたいと思っています。

こんな時代だからこそユニフォームを着た野球人だけでなく、

いろんな人と触れ合ってお互いに野球を楽しむという

機会が増えればいいなと思っています。

「未来革命」というのが我々のひとつの使命だと思っているんです、

自分達が足跡を残していきながら、未来に何か新しい形を。

最後に、野球の面白さについて教えて下さい。

私にとって野球は人生の縮図だと思っています。

野球を通して人間らしさを、成功も失敗も、野球にふれて感じた事は、

世の中に出たときに感じることと同じだ思っています。

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田中敏弘さんのブログ http://blogs.yahoo.co.jp/goldenlarks55