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ステンドグラス「nagako glass」

今日はステンドグラスを手掛ける

「nagako glass」 舛田良子さんをゲストにお迎えしました。

舛田さんは、

熊本短期大学卒業後、22才のときにステンドグラスを習い始め、

26才 公募展で初入選 31才のときに初個展。

以後、グループ展など展覧会に積極的に参加。

現在は、益城町の自宅アトリエにて制作活動中。

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「ステンドグラス」という手法について教えてください。

古くからの技法であるヨーロッパ工法と、

わりと新しいアメリカ工法とあります。

私はアメリカのガラスを主に使っているんですが、

メーカーもたくさんありますし、品質もすごく安定しています。

色や模様、質感なども様々で、

それぞれを活かした作品を作りたいなと思っています。

また、ステンドグラスの製作というのは、絵やデザインを描くことはもちろんのこと、

ガラスカットから始まり、半田付け、鉛製のケイムや真鍮の枠までも

取り扱いますから、そのための工具、

電動工具までも使いこなす必要があります。

そのためによく制作中に大工さんみたいだと思うことがあります。

でも、そこが楽しいところです。

ステンドグラスの歴史について教えて下さい。

ステンドグラスは、中世ヨーロッパで生まれ、教会をおごそかに飾り、

キリスト教の教えを伝えたという歴史があります。

日本においては、江戸時代の末に伝わったと言われています。

日本でのステンドグラスは、百数十年という浅い歴史ですが、

その表現力や技術力はヨーロッパに劣るどころか

優れているとも言われています。

日本人の手先の器用さ、繊細な表現さゆえでしょうかね。

マスダさんが「ステンドグラス」をはじめたきっかけは何ですか?
                                                            
子供の頃から、絵を描いたり何かものを作ったりすることが大好きでした。

小学生の時には絵のコンクールで賞をとったりしていました。

たぶんそんなことが根っこになっているとは思うのですが、

22才の時に、ステンドグラスの展示会を見に行って、

その美しさにときめいて「探していたものはこれかもしれない」って思いました。

優しい光が作り出す空間を見たときに作ってみたいと思いましたし、

光がガラスを透過してその先にある白い壁に

ガラスの色や質感が映し出されるんです。

そんなところにとても魅力を感じました。

イクイップメント・フロアでワークショップを開催されるそうですね?

名刺サイズの手鏡を作るワークショップを行います。

あらかじめ、ガラスはカットしていますので、

その後の工程のコパーフォイル巻き、半田付けを体験していただき、

約2時間で完成するというものです。

日にちは、6月7日(月曜日)募集定員は道具数の関係もあり、4名さま。

時間は、夜7時から2名さま、7時半から2名さまと、

制作途中でなるべくお待たせしないように時間を30分ずらして開催いたします。

料金は3000円。プラス1オーダーとなっております。

お問い合わせは、equipment:FLOOR ℡096-323-1197 まで。

舛田良子さんのblogもぜひご覧下さい♪

http://gizumomo.cocolog-nifty.com/blog