瀬戸内国際芸術祭
今日は、10月31日まで瀬戸内海の島々を舞台として開催されている
「瀬戸内国際芸術祭 アートと海を巡る百日間の冒険」を紹介しました。
ご出演は、瀬戸内国際芸術祭実行委員会事務局の増田敬一さんです。
初めての開催ということですが、開催のきっかけは?
20年に渡りアートによる活性化が進められ世界的にも知られるようになった
直島の勢いを、過疎高齢化に苦しむ周辺の島にも広げようと計画されました。
瀬戸内海の大小様々な島が会場となっていますが、
具体的にはどんな島で行われていますか?
会場は直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島と高松港周辺です。
島はそれぞれ個性的で景観もそこに住む人の気質や暮らしぶりも
全く異なります。
多数のアーティストが参加していますが、作品が展示されるまで
大変なことなどありましたか?
作品を展示する空家などの掃除から始まり、素材集め、製作などで
たくさんのボランティアサポーター「こえび隊」が関わってくれ、
”人海戦術”の威力を実感しました。また、こえび隊のがんばりを見て、
地元の方が手伝ってくれたり、差し入れをしてくれたり、
温かい交流が生まれました。
どこから見て良いのか迷ってしまいそうな程ですが、
おすすめの観賞方法や観賞コースなどありますか?
迷うことも鑑賞のひとつのプロセスとしてとらえて楽しんで頂きたいです。
ヒントとしましては、直島、豊島、小豆島は1日かけてゆっくり楽しんで
いただきたいと思っています。女木島、男木島は半日ずつのセットで
鑑賞が可能です。日程に余裕をもって楽しんでください。
その他詳しくは、瀬戸内国際芸術祭のHPをご覧下さい。
井村隆 ”カラクリン” 撮影:中村脩
淀川テクニック ”宇野のチヌ” 撮影:中村脩
西堀隆史 ”うちわの骨の家” 撮影:中村脩