バスケットボール「久山智志」選手
今日は、今年からバスケットボールのTGI D-RISEというプロチームと
契約した、玉名工業高校、九州東海大学出身のバスケットボール選手、
「久山智志」選手を紹介しました。
まずバスケットボールのトップリーグについて簡単に説明しますと、
バスケットボールには実業団とプロチームが混在するJBLと、
プロチームによるbjリーグという2つのリーグがあります。
さらにJBLの2部のような位置づけにあたるJBL2というリーグがありまして、
TGI D-RISEはそのJBL2に今年から参戦するチームで、
栃木県を活動の拠点とするJBLのリンク栃木ブレックスの
下部育成チームにあたります。
リンク栃木ブレックスといいますと、JBL2009-2010年シーズンの
優勝チームでもあり、あの田臥勇太選手をはじめとして
多くの日本代表選手も所属するプロチームです。
TGI D-RISEはトップチームであるブレックス入りを目指す
登竜門とも言えるようなチームなんですね。
まずはバスケットボールを始めたきっかけを教えてください。
もともと生まれは大阪で、12歳の頃に熊本に引っ越してきました。
そのとき近所の同級生がみんなバスケ部に入っていたんで
自然と僕もバスケ部に入ってました。
久山さんは身長は何㎝ですか?セールスポイントはどんなところですか?
身長は182㎝です。決して大きい方ではありませんが、
人よりも少し高くジャンプが出来ます。
それを活かした相手がブロックできない高さで打つ
ジャンプスリーとかが得意ですね!
垂直とびですと、85㎝ぐら跳びます。
大学生の時とさらに今年に入ってから、アメリカでトレーニングをされた
経験があるそうですが、どんな事を感じましたか?
日本人はやはり勤勉で練習に対してもハードに取り組むとこが
いいところだと思います。
そしてアメリカでは、小さいときから練習に取り組む姿勢が違うと思いました。
というのも、日本人は目の前の試合に「勝つ」ということがひとまずの
目標になることが多いなか、「頑張る」という事にたいして、
アメリカ人は「アメリカンドリーム」というかNBAプレイヤーなどの
プロバスケ選手になることを目指してそこを目標に練習しているから
おのずと意識の高い練習をしていると感じました。
大学を卒業してからまず大阪の実業団のチームに入られましたが、
卒業後もバスケを続けようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
大学3年のインカレで試合後にbj関係者からナイスプレーと褒めていただき
将来bjとかJBLとか考えているのってことを聞かれて
その時初めて大学からその先のバスケ人生を考えるようになりましたね。
それまでは普通に就職を考えていました。
さらにプロを目指そうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
実業団ではやはり仕事がメインですので、
思ってたようなバスケ環境はありませんでした。
たぶん今の日本で自分が納得できるバスケ環境はきっと
プロしかないんじゃないかなって思ったのがきっかけでしたね。
夢を教えてください。
やはりバスケットで生計をたてることですね。
そして、バスケを引退したら将来は教員になりたいと考えてます。
会社員とプロを経験した自分しかできない話、
あとは夢を持ってそれを目指せば叶うってことをまず自分が実証して
生徒に夢をもつ大切さなんかを教えられたら最高ですね。
夢を語れる先生になるのが夢です。
熊本でバスケをやっている子どもたちへ何かメッセージはありますか?
僕がバスケを始めた頃はバスケのプロはありませんでした。
今バスケットボールもプロリーグが出来ました。
サッカーや野球みたいにプロ選手を目指して良いんです。
それにむかって一生懸命練習してください!僕が目指した時は
社会人になってからです。まだ小学校中学校高校の皆さんは僕よりも
もっともっと可能性があります。プロ選手を目指して練習するのと
何も考えずに練習するのでは練習に対する姿勢なんかも違ってきます!
意識を高くもって頑張ってください!僕も負けないように頑張ります。
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