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鬼ごっこ

子どもの頃に誰でも1度は遊んだことがあると思います「鬼ごっこ」、

今日はその「鬼ごっこ」をスポーツとしてとらえ、

ついには「鬼ごっこ協会」まで発足させた「鬼ごっこ」のプロ、

社団法人 鬼ごっこ協会 会長 羽崎泰男さんにお話を伺いました。

(城西国際大学 福祉総合学部 教授)

協会発足のきっかけは何だったんですか?

話せば長くなるんですが(笑)

もともとは肥満の子供達の運動処方として考えたんです。

体を動かすのが苦手な子供達に楽しみながら出来るものはないかと

考えついたのが鬼ごっこだったんですよね。

それに伴って鬼ごっこを通して様々な研究をしました。

特質や特性、体や性格など様々な要素が組み込まれているんですよ。

どうして「スポーツ」という位置づけにしたんですか?

何故「スポーツ」としているかというと、

皆が同じ状態で逃げたり追っかけたりというのを楽しめるように

という事なんです。

1人鬼のルールでやると疲れてしまうでしょ?

それから、昔はSの字やヒマワリを地面に描いて行なう”陣取り”のような

ものがあったでしょ?

その方が皆で沢山動いて協力しながら出来るし、

チームとして動くことで、また運動としても価値が高いという意味で

「スポーツ」にしてオリジナルのルールを作りました。

そのルールは、2チームで戦うもので、

お互いの陣地に宝を置いておき、お互いに、その宝を取りに行ったり、

守ったりするスポーツです。

ある意味スポーツの原点に近いスポーツなんではないかと思います。

また、大人から子どもまで参加可能で、誰でもできますし、

どこでも出来ますよね。

実はスポーツをやってる子供達ってほんと一握りなんですよね、

道具やら場所やらが必要となるとなかなかスポーツに関わる

そういう機会がないんです。

とにかく集団で体を動かすというのが大事で、

そんな時に良いのが「鬼ごっこ」なんですよ!

これからの目標は何ですか?

ずばり「鬼ごっこ」の「ワールドカップ」です!

それと、関ヶ原の東西対決をやりたいと思っています!

鬼ごっこ協会のHPはこちらです↓

http://dennet.luna.bindsite.jp/cn23/pg240.html