カルトナージュ「北園志穂」さん
今日はカルトナージュを紹介しました。
ご出演は アトリエ ミルフィーユの北園志穂さんです。
カルトナージュとはどういったものでしょう?
厚紙(フランス語でカルトンといいます)を組み立てたものに
綺麗な布や紙を貼って、箱やインテリア小物を作る厚紙細工のこと。
ヨーロッパの伝統工芸です。
18世紀初頭フランスのヴァルレアスという小さな町の理髪店が
蚕や繭を保存・輸送するための紙箱を考案したことが
発祥と言われています。その後カルトナージュで作られた美しい箱は
宝石店などでも使われるようになり、
19世紀にはフランスや欧米諸国に向けて人気と需要が高まっていきました。
以来、フランスとイタリアを中心に
親から子へと受け継がれてきた伝統工芸です。
北園さんが作られた作品にはどのようなものがありますか?
バインダーやシステム手帳などのステーショナリーグッズや、
写真立て・ミラー・小物入れの箱などのインテリアグッズ、
大きいものではチェストなど、
アイディア次第で様々なものを作ることが出来ます。
北園さんがカルトナージュを始めた時期やきっかけは?
5年程前に、友人に「こんなものがあるよ」と教えてもらったのが
きっかけです。当時は熊本に教室がなく、
本を見ながら作ったりしていましたが、それだけでは物足りず、
福岡の教室に通い、技術を学びました。
カルトナージュの魅力はどんなところでしょう?
暮らしの中で「あったらいいな」と思うものを、好きなサイズで
好きな色や柄の布などを使って自分だけのオリジナルのものが出来る
というのが最大の魅力だと思います。
トータルコーディネイトが出来るというのも作る楽しさの1つです。
そして、その作品たちを実際に使い眺め、
好きなものに囲まれて暮らす愉しみはモチベーションアップにも繋がります。
また難しいところは、綺麗に仕上げるための角の処理や、
1ミリ単位でのサイズ調整でしょうか。
細かい作業が多いので、大変ではありますが、
この手間をかけると仕上がりがグンと良くなります。
カルトナージュの教室があれば教えて下さい。
現在、定期的なレッスンは行なっていないのですが、
依頼などで不定期に出張レッスンをしています。
最近はレッスンの問合せも増えてきましたので、
今後イベント的な単発レッスンや定期レッスンもやっていきたいなと考えています。
教室に関するお問い合わせは、
もしくは、http://ameblo.jp/pink-dot/ をご覧下さい。
~~~~~~~~~~~~~お知らせ~~~~~~~~~~~~~
今日紹介しました北園さんと、
以前番組に出ていただいたナンタケットバスケット作家の高橋絵里子さんの
お二人による作品展が来年予定されています。
時期は、来年2月26日(土)から2月28日(月)の3日間、
熊本市錦ヶ丘にあるはじめギャラリー(こちらも以前番組でご紹介しました♪)。
“暮らし”をテーマにしたカルトナージュとナンタケットバスケットの作品展、
「暮らしを彩るナンタケットバスケット&カルトナージュ」展を開催予定です。
バスケットを編む体験とカルトナージュの体験レッスンも予定されていますので、
また詳細が決まれば番組でもお知らせします♪