「竹あかり」三城賢士さん
今日は、現在東京で「竹あかり」のイベントを展開している、
「ちかけん」の「三城賢士」さんにお話を伺いました。
(三城賢士さんはアートな暮らしに以前もご出演されています)
まずは「ちかけん」について教えて下さい。
1番大きなイベントとしては、毎年熊本城周辺で行なっている
「水あかり」の竹を使ったアートのコーディネートです。
HPを見ると「環境循環型」とあるんですが、これはどういうことですか?
自分達が使っている「竹」ですが、
「竹」というのはすごく繁殖力が強いんです、
そこで生じる「竹害」をなんとかしたいなと思いまして、
竹を間伐て灯りにして、そして灯りで終わることなく、
竹をチップにして農業にも活用しています。
今年は”お米”と”かぼちゃ”を作りました。
というような形で、
環境問題にも一緒に取り組んでいければいいなと思っています。
今はどこにいらっしゃるんですか?
ちなみに今は広島にいます。
大阪からの戻りなんですが、
大阪のSAと滋賀のSAに竹灯りを設置してきました。
年末年始、旅行や帰省で利用される際にはぜひご覧下さい。
竹は熊本から運んでいます。いつも竹と一緒なんです(笑)
渋谷でも竹の装飾が飾られていますね。
東京表参道&裏原宿付近で「竹あかり」を展開しています。
きっかけは、東京で様々な活動をしている中で、
表参道の商店街の人と知り合うことがありまして、
表参道イルミネーションと裏原宿イルミネーションの一環として
熊本のたけあかりを一緒にやろうという事になったからです。
設置期間は、来年の1月3日まで。
そして、23日から26日までは、規模を拡大して、
さらにキャンドルによるスペシャルな装飾を施しますので、
機会があればぜひご覧頂きたいですし、
東京の人にも楽しんでもらいたいと思っています!
実際にご覧になった方の反応はいかがですか?
熊本だとだいぶ目にした事がある人も増えたと思うんですが、
東京だと、「竹」自体を見たことがない人も多いみたいで、
「こんな太い竹もあるんですね!?」と驚かれたりします。
そんな竹を使った灯りなので、珍しがられているみたいです。
また、今年は竹を「白」に塗ったものを設置しました。
あの街にあわせて初めて挑戦しました。
今後は熊本の水灯りにも取り入れたいなと思いましたね。
新しい事にはこれからもどんどん挑戦していきたいです。
春先にも東京でイベントを行なうそうですね?
表参道と裏原宿がメインだったんですが、
春先は表参道側の往復2キロ分を並べる予定にしています。
かなりの規模になる予定です。
熊本の灯りが、日本の灯りとして世界にいけたらいいなとも思っています。
詳しくはHPをご覧下さい。