人参と高野豆腐の煮物
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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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『やさしいごはん』では、
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
毎月、第2水曜日に登場するのは、
移動台所・茶豆の小島まきさんです。
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今日は”人参と高野豆腐の煮物”を紹介しました。
人参はビタミンAが豊富なことで知られていて、
目の疲れに良いということですのでパソコンや読書などで
眼精疲労がたまっている方には特にお勧めです。
また高野豆腐は、豆腐を凍らせて乾燥させてある保存食で、
全国的には凍り豆腐という名称で統一されているそうです。
元々寒い地方で偶然豆腐が凍ってしまいできたものだという話です。
乾燥状態ではパサパサしていますが、
その分だし汁を吸い込むので味も染み込みます。
市販の高野豆腐は戻す時間も短いので、
思ったよりも手早く煮ることができます。
【材料】3~4人分
高野豆腐 4と1/2枚 人参40グラム いんげん40グラム
だし汁 200ml 本みりん大さじ1 薄口しょうゆ 大さじ1
塩 小さじ1/4
【作り方】
まず、高野豆腐をバットか深さのある大きめの皿に並べ、
高野豆腐がひたひたに浸る位の熱湯をかけまわして戻します。
5分ほどで高野豆腐を手で挟んで軽く水気を切り、
食べやすい大きさに切ります。(3センチ×4センチの長方形など)
人参は1センチ弱の厚さでイチョウ切りに、
いんげんは筋があれば除き、さっと熱湯で茹でておきます。
インゲンも人参と同じくらいの大きさに切ります。
次に鍋にだし汁を入れて調味料をすべて加えます。
塩分を加えた汁で煮ることで高野豆腐のたんぱく質が
固まりやすくなり煮崩れしづらくなります。
調味しただし汁に高野豆腐を加え、中火にかけます。
一度煮汁が沸いてきたら人参を加え弱火にし、
落とし蓋をして15分程コトコト煮含めます。
最後にいんげんを加え、味を見て塩で整えて出来上がりです。
そのまま冷まして味を染み込ませ、
食べる前にもう一度温めて召し上がってください。