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ひょうたんランプ

今日は、ひょうたんにいくつもの穴をあけて、

模様をつけた“ひょうたんランプ”を紹介しました。

このひょうたんランプ、作っているのは植木町の「ニョマン・サカ」さんと

「雅代」さんのご夫婦です。

今日お話をうかがったのは「サカ」さんです。

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ひょうたんランプのHPを拝見いたしますと、このような文章があります。

「1粒の種は、光や、土や、雨や、風や、

それから、たくさんの温かい手につつまれて、

ひょうたんランプになりました。

まるい穴からこぼれる光がこころの中にひろがって、

まるい気持ちになっていただけたらどんなにうれしいことでしょう。」

この文章の通り、ひょうたんランプから射す灯りは

なんとも柔らかい印象を受けます。

このひょうたんランプ、

ひょうたんを作るところから始めていらっしゃるんですよね?

春になってからひょうたんの種を植えます。

そして夏の終わりごろに収穫します。

収穫が終わったら、1度ひょうたんを腐らせてからきれに洗って、乾燥させます。

それからアナをあけてランプに仕上げます。

畑仕事と、乾燥させるまでに半年以上かかって、

台風や病気などの心配もあるので、こちらのほうが大変ですね。

“ひょうたんランプ”を先に作っていたのは雅代さんだったそうですね?

はい、12年前にパートナーの雅代が、沖縄ではじめました。

そこからサカさんもひょうたんランプに携わるようになった

きっかけは何だったんですか?

9年前に、雅代の友達がバリ島でお店をしていて、

そこでわたしが働いていたんです。

そこで出会ったのがはじまりです。

ひょうたんランプを初めて見せてもらいました。

たくさんの穴からこぼれた光が、

うつくしい影になってひろがっているのをみて、とても感激しました。

これは!私も作ってみたい!と強く思って作り始めるようになりました。

バリに”ひょうたん”はあるんですか?

ひょうたんも初めて見ましたし、

そんなひょうたんがランプになったのを見て、

それも初めてで本当に感動しましたね!

今現在一緒にひょうたんランプを作っていらっしゃることに対する

“想い”などについてお話をきかせてもらえますか?

雅代との出会いは不思議な縁だと思います。

バリと日本、それぞれの文化を持っているので、

お互いの文化をうまくミックスできればいいなあと思っています。

例えば、バリの伝統的なモチーフと日本の伝統的なモチーフをミックスさせたり、

ランプのスタンドには、バリの木彫り職人の技を、

ランプには日本のLED技術など、

それぞれのいいところをミックスして表現できればいいなと思っています。

今後の夢や目標などありますか?

私たちのひょうたんランプは、

贈りものにしていただくことがとても多いです。

新築祝、結婚祝、出産祝い、病気をされている方へのお見舞い、

時にはプロポーズ、まで!

ひょうたんランプを買っていただいた人たちに、

日々の思い出をしみ込ませながら使い続けて

いただけたらいいなと思っています。  

そんな、暮らしに身近なアート作品を作り続けていくのが、

今の私たちの夢です。

ひょうたんランプは、関東や関西、湯布院、黒川温泉のギャラリーなどの

お店で販売されているそうですが、

3月には南関町でも目にする事ができるそうですね?

3月27日(日)に南関町の「大津山阿蘇神社」で

「サクラmonono市」というマーケットに、はじめて出展します。

また、HPにはオンラインショップもあるんですが、

2月10日には新作のランプを発売予定だそうですね?

バリの模様と日本の模様をミックスしたひょうたんランプを発売します。

お楽しみに♪

ひょうたんランプ HP  http://www.hyoutanlamp.com/