スラックライン
今日は”綱わたり”をスポーツとして楽しむスラックラインを紹介しました。
ご出演は、そのスラックラインに使う道具を販売している、
ギボンスラックラインの屋代幸平さんです。
“スラックライン”について教えてください。
英語で”slack ”とは「ゆるみ・たるんだ」などを意味するんですが、
”たるんだ線”を綱渡りをして遊ぶことをスラックラインと呼び、
今日本でも楽しんでいる人が増えています。
スラックラインの発祥は1960年代、ヨセミテの国立公園で
クライミングを楽しむ人が発案したスポーツです。
そのころは、クライミングに使用する道具でスラックラインをしていた、
知る人が知るスポーツでした。
2007年 ドイツでギボンスラックライン(道具)が生まれて、
そのきっかけで、一般的なスポーツとして急激に普及をしていきました。
日本では、2009年1月~販売を開始しましたので、
本国のドイツからライダーをよんで「ギボンスラックラインジャパンツアー」や、
野外フェス、商業施設、学校など、各地で体験イベントを開催した。
イベントなどでは、子供~大人までかなり多くの方に好評でした。
また、2010年10月には、日本で初めてのスラックラインの
全日本選手権大会も開催されて、全国から技などに自身のある
選りすぐりのライダー達が東京、豊洲に集結しました!
技を競うあうだけでなく、子供たちへの教育、スポーツ選手の
トレーニングやリハビリなどにも活用できるので、
幼稚園、学校、病院、スポーツジム(フットネス、クライミング、格闘)
などにも導入されています。
日本では、禅を教えるお寺でも
ギボンスラックラインを活用してくれているところがあります。
道具は具体的にどんなものですか?
5cm幅のナイロン製のライン(紐)を使用します。
種類としては、7種類あり、その中の1種類はラインの幅が2.5cm。
各種いろいろなシーンによって使い分けされます。
設置する場所は、木や支柱などしっかりと支点をとれる物の間に設置する。
まずは、4~6m程の間隔で低い位置(50cm以下)に設置する。
今では、室内でスラックラインを楽しめる専用の台(スラックラック)が開発され、
高さ30cm、長さ4mのスラックラインがいつでもどこでも楽しめる。
スラックラインの特徴や効果、注目な点などを教えてください。
現代版綱あたりは、新しいのフリースタイルなバランススポーツ!
1本の綱で子供から大人まで、男性、女性ハンデなく皆で楽しめます。
コミニケーションツールとしても最適ではないでしょうか?
これまでに行われた大会などありますか?
2010年ワールドカップ大会が実施されました。
ヨーロッパで3戦あって日本からも一人代表で参加をして、
総合6位という好成績を残しました。
今年も、日本オープンやワールドカップも開催されます。
興味をもった方はこちらにアクセスして下さい。
HP http://www.gibbon-slacklines
ギボンスラックライン 電話 03-6228-3760