卵焼き
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「やさしいごはん」
おいしい食べ物は人を元気にします。
おいしいものをおいしい季節に食べたいですね。
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『やさしいごはん』では、
毎回、季節にぴったりの食に関する話題をお届けしています。
毎月、第2水曜日に登場するのは、
移動台所・茶豆の小島まきさんです。
4月から、西部ガスのクッキングクラブの講師をされる小島さん、
教室に興味がある方はこちらをご覧下さい。
http://www.saibugas.co.jp/cookingclub/index.htm
小島まきさんのブログはこちらです
http://chamamekitchen.cocolog-nifty.com/blog/
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今日は”卵焼き”を紹介しました。
これから春の行楽や新生活のお弁当作りのために、
お弁当の定番であることが多い卵焼きの作り方です。
いつも作っていらっしゃる方には当たり前の作り方かもしれませんが、
この春から一人暮らしを始める方やお弁当作りに取り組んでみようと
思っている方などへ卵焼きのコツをお伝えできればと思います。
【材料】2人分
卵3個 塩4つまみ 本みりん小さじ2 油小さじ1弱
卵焼き用の長方形の卵焼き器をお持ちの方はそれを、
なければ小さめの丸いフライパンを使います。
まず、道具を揃え卵を巻き始めてからは集中できるように準備しておきます。
台ふきなどのふきんを水でぬらして固く絞り、
調理台に広げておきます。
そしてフライパンを弱火にかけ、じっくりと温めておきます。
その間に卵を小さめのボウルに全て割りいれ、
殻が入っていないか確かめてから塩、みりんを加えます。
それから箸で切るようにして持ち上げながら切り混ぜます。
(卵焼きのコツのひとつがここです。)
シャカシャカと泡立てるように混ぜすぎると、
卵がふんわりと焼き上がりにくくなります。
逆に薄焼き卵のように平たく焼きたい時には
泡立てるようにして混ぜるのが適しています。
卵が混ざった所でフライパンが十分に熱くなっていると思いますので、
いったん先ほど絞っていたふきんの上にフライパンを乗せ、
少し温度を下げます。
ここでフライパンに油を加え火に戻して卵液を少々流してみます。
このときジュッという音がするのが適当です。
この卵液はスクランブルエッグのようにして
フライパンの奥のほうへ集めます。
そして全てに火が通る前、
まだ半熟の部分が残っているうちに次の卵液を流し入れ薄く広げ、
奥のスクランブルエッグを巻き込み手前にコロコロと折りたたんでいきます。
折りたたんだ卵を再び奥の位置へ戻し、
次の卵液を加え薄く広げて折りたたむことを繰り返して
全て巻き上げたら出来上がりです。
卵の層がバラバラにならないように、半熟状の生地が乾かないうちに
巻いていくのがもうひとつのポイントです。
甘めの卵焼きがお好きな方はみりんの代わりに砂糖を加えてください。