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富士フイルム「化粧品」のヒミツ

今日は富士フイルムの新しい取り組みに迫りました。

ご出演は、富士フイルム株式会社の野垣内真紀さんです。

~~~~~~富士フイルム 会社概要~~~~~~

1934年に、「写真フィルム・映画フィルム」の国産化を使命に

創業されました。創業の地は、フィルム製造に必要な、

大量の綺麗な水・空気が豊富な富士山のふもとである

神奈川県の足柄という地域で、

今でも工場の大半は富士山周辺にあるそうです。

「富士フイルム」という名前から一番最初に想像される、

「写真」関連の事業では、デジタルカメラをはじめ、写真フィルム、写ルンです、

インスタントカメラの「チェキ」、フォトブックやプリント関連機器などを

提供している会社ですよね。  

~~~ところが~~~

しかしこの写真関連分野の割合は、

実は富士フイルム全体の15%程度であり、現在は医療機器、

液晶テレビなどのフラットパネルディスプレイ用の材料、印刷用材料、

事務機など、写真関連以外の部門の製品の割合の方が大きくなっています。

ちなみに熊本県菊陽町にも、フラットパネルディスプレイ用材料の、

大規模な生産工場があり、「フジタック」と呼ばれる、

液晶パネルに使われる偏光板の保護フィルムを製造しています。

この「フジタック」という製品は、世界シェア8割を持っている製品です。

創業当時から「富士写真フイルム」という社名でしたが、

写真フィルムのウェイトが小さくなってきたため、

2006年に社名から「写真」を取り、「富士フイルム」という社名に変更しました。

写真関連分野の割合は15%程度ということで、

最近は化粧品の分野にも進出していますね。

なぜ富士フイルムが化粧品を発売することになったのでしょうか?

参入当初は、「なぜ富士フイルムが化粧品を?」とよく疑問に

思われたのですが、実は、写真フィルムの研究で培った技術には、

化粧品に応用できるものが多数あるのです。

ポイントは3つで、まず一つ目は、写真フィルムの原材料は、

肌の主成分と同じコラーゲンのため、

長年培ったコラーゲンの研究が応用できること。

二つ目は、写真フィルムシミやシワなどの肌のトラブルの原因は、

写真の色あせ原因と同じ「酸化」であり、

当社は酸化を抑える「抗酸化」成分の研究を行なってきた事。

3つ目はナノテクノロジー。写真フィルムは20ミクロンほどの厚さで、

いくつもの層で形成されており色を発色したり、

光に反応したりという機能性の成分がその層の中の

適切な位置に配置されているという、ナノテクノロジーの固まりです。

この技術により、化粧品においても必要な成分を届けたい場所まで

しっかり届けることが出来るのです。

現在発売されている化粧品シリーズを教えて下さい。

現在は、「アスタリフト」シリーズをメインに販売しています。

30代以上のアンチエイジングに関心のある幅広い層の女性を

ターゲットにしたシリーズで、化粧水や乳液、デイプロテクターや、

美容ドリンクなどを含めて、20品目・21アイテムあります。

「アスタリフト」の名前の由来を教えて下さい。

「アスタリフト」とは、美しく年齢を重ねたい女性の「明日は今日より美しく」を

応援する意味を込めたブランド名です。「アスタ」は「明日の美を願う」、

「リフト」は「美の向上を応援する」を表しています。

もうすぐ富士フイルム主催の「10,000人の写真展」が開催されるそうですね?

応募した方全ての写真が全国約30都市から希望の会場で展示される

日本最大規模の参加型写真展です。

今年熊本会場も新設し、10/21~23にかけて、

熊本市のイオンモール熊本クレアの1Fウエストスクエアで、

開催させていただく事になっています。

参加は、撮った写真を大きなサイズの銀写真プリントに引伸ばして

専用台紙に貼り、タイトルと“作品に込めた想い”を書き添えて、

全国のフジカラーのお店または写真展事務局にご応募いただきます。

応募締め切りは5月31日なので、

ぜひ多くの方にご応募いただきたいと思っています。

決まったテーマや参加資格はありません。

参加料として台紙購入1枚につきに500円

(HPからご購入の場合は別途発送料)をお支払いいただきます。

応募については、お店などにお持ちいただく場合、費用は発生しませんが、

郵送での応募の場合 郵送料は参加者負担となります。

「10,000人の写真展」で野垣内さんが印象に残っている写真は?

やはり、「家族」を撮られた写真が出展数も多く、印象的でした。

応募台紙には、“作品に込めた想い”も記入していただくのが

この写真展の特徴なのですが、幸せそうな家族の写真と、

添えられた温かいメッセージなどを見ていると、

思わず目頭が熱くなってしまうものがたくさんあります。

写真の力を改めて感じさせてくれます。

富士フイルム HP http://fujifilm.jp/index.html

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「10,000人の写真展」の応募、以前番組にご出演いただいた

熊本市長嶺にありますハコフォトショップ、

それから八代市にありますカメラのかどながなどでも受け付け中です。

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

詳しくはここ↓

ポッドキャストへはここをクリック