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「ふくや」のヒミツ

今日は日本ではじめて「辛子明太子」を製造・販売した

「ふくや」のヒミツに迫りました。

ご出演は、

株式会社ふくや 網の目コミュニケーション室 山本千寿さんです。

~~~~~株式会社 ふくや 会社概要~~~~~

昭和23に創業し、今年で63年を迎えます。

本社 福岡県福岡市博多区中洲

辛子明太子を製造から運送、販売までをすべて自社で行っています。

「ふくや」の社名の由来を教えて下さい。

先代の社長のお兄さんが釜山で「富久屋(ふくや)」という名前で

お店をしていました。そのまま屋号にしようとしたところ、

「富に久しいお店ではさびしい、

いっそのことひらがなでふくやにしてしまおう」というのが

ふくやの名前の由来です。

ふくやは、辛子明太子を日本で始めて製造販売した会社だそうですが、

開発時のエピソードを詳しく教えてください。

釜山出身の先代の社長は、戦後博多中洲市場に引き上げてきました。

先代の社長は自分たちを受け入れてくれた福岡、

さらには多くの人に喜ばれるものを販売したいと考え、

そのときに思い浮かんだものが、釜山に住んでいた頃に食べていた

「メンタイ」でした。その後、先代の社長の「多くの人に喜んでもらいたい」

という情熱のもと、約10年の歳月をかけて辛子明太子を作り上げました。

ちなみに、ネーミングについてですが、

朝鮮語ですけそうだらを明太(ミョンテ)といます。

「明太(ミョンテ)の子供」という意味で明太子と名づけられました。

創業者の川原俊夫さんは、

苦労して開発した明太子の製造方法の特許を取得しないで、

誰にでも製造方法を教えたという伝説がありますが、本当ですか?

本当です。俊夫は「明太子はけっして特別な食べ物でなく惣菜だから、

製造方法を独占する必要はない」と言い、

希望する人には製造方法を喜んで教えたそうす。

ただ、味付けの秘訣だけは今でも秘密です。

独占せずオープンにしたことによって明太子が広まり、

今では福岡を代表するお土産の一つにまで成長することができました。

現在、何種類ぐらいの明太子がありますか?

明太子を約33種類取り扱っています。味の明太子をはじめ、

海産物と和えたあえもの明太子や、創業当時の味を再現した復刻明太子、

健康志向の方には減塩明太子とさまざまな明太子が揃っています。

やっぱり一番は味の明太子がオススメです。

「明太子」を使ったオススメの料理方法などありましたら教えてください。

先ほどオススメした「ブラックペッパー明太子」を使った

簡単レシピを紹介したいと思います。

私もよく作る、「カルボナーラ」です。とても簡単です。

生クリームと、ほぐしたお好みの量のブラックペッパー明太子を混ぜます。

そこに茹でたパスタを和えるだけです。

シンプルな味付けですが、十分満足していただける自慢のパスタです!

もう一つ、お好みの量でバターとほぐした

ブラックペッパー明太子を混ぜてバケットに塗ります。

後はトーストで焼くだけです。

ほんのりとパンと明太子が焼けた香りがまた食欲をそそります。

ワインを飲む方にもオススメレシピです。

その他、オススメの商品を教えて下さい。

今、明太子以外で熱い商品は「いか明醤(めんじゃん)」です。

壱岐で取れたいかと、唐辛子、たらこ等で甘辛く味付けした商品です。

お子様でも食べられるやさしい味付けとなっています。

約10年前に終売した商品ですが、昨年リニューアル販売したところ、

1年間で10万個を売り上げる商品となりました。

リピーターの方が多く、自信をもってオススメできる商品です。

さらに、今回特別なキャンペーンをオススメ頂けるそうですね?

今回特別にキャンペーンをご準備いたしました。

3月に九州新幹線が開通し、賑わっている博多駅。

その博多駅地下街にふくやがございます。

本日19日から、22日日曜日まで、

博多駅地下街店のふくやで「FMK morning glory聞きました」の一言で

粗品をプレゼントいたします!

粗品は味ゴマという商品で、香ばしく炒ったごまと明太子を乾燥させたものが

混ぜ合わさったふりかけのような商品です。

ご飯はもちろん、お野菜にドレッシング代わりにしても

おいしく頂ける商品です。

たくさんの方のご来店を心よりお待ちしております。

ふくやHP http://www.fukuya.com/

 

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