日世のヒミツ
今日はソフトクリームのコーンや機械など様々な商品を提供する「日世株式会社」の会社のヒミツにせまりました。
出演は、日世株式会社 営業業務部の福西基久さん。
~~~~~~~~日世株式会社の会社概要~~~~~~~~
■社名:日世株式会社
■設立:1947(昭和22)年5月20日
■資本金:4億950万円
■従業員:659名(4月現在)
■事業内容:ソフトクリームの関連資材(コーンカップ・ミックス・機械類)の製造販売、乳製品(ホイップクリーム、コーヒーフレッシュ)の製造販売、フルーツプレパレーション(フルーツ調整品)の製造販売
Q 「日世」の社名の由来を教えて下さい。
創業者がアメリカ生まれの日系二世だったため、当初は「二世商会」という社名で貿易商を営んでいましたが、ソフトクリームをメイン扱うようになった昭和27年4月、『日本と世界を結ぶ企業に』という想いから、日世株式会社に社名変更しました。
Q どんなヒット商品がありますか?
「ヒット商品」と聞かれれば、「ソフトクリームそのものがヒット商品です」とお答えしたいです。
ご存知の通り、ソフトクリームは全国各地で販売されていますが、いずれもそのお店の「メニュー」 として扱われていますので、通常の小売商品のように、一般消費者の方々にとって“共通認識” のものがないのが現実です。弊社では、一般的な“白いソフトクリーム”だけでも様々な規格のものを8種類ラインナップして おりますが、お店では「バニラ」や「牛乳ソフト」などと、消費者に伝わりやすいメニュー名で販売さ れております。チョコレート系や抹茶系でもそれぞれ2種類ラインナップしておりますが、いずれも 「チョコレートソフト」「抹茶ソフト」と呼ばれているのが一般的です。
少しくどくなりましたが、その中でもあえてお伝えするとすれば、「北海道ソフトクリーム」が弊社商品の中の“フラッグシップ”と認識しております。北海道生乳を60%配合、乳脂肪8%と、 「アイスクリーム規格」のソフトクリームミックスです。「北海道」という冠は一般消費者に対しても キャッチーなもので、お店でもそのまま「北海道ソフトクリーム」と販売されているところも多いようです。
Q 各地のご当地ソフトもたくさんありますね?
1993(平成5年)4月に全国103箇所の施設が道の駅として正式に登録されましたが、
この頃より 地域の特産物や名産品をソフトクリームとして販売されるようになります。所謂ご当地ソフトです。
弊社でも道の駅が制定される前年より、メーカーが提供する「安心・安全」のご当地ソフトをスタートさせました。元々ソフトクリームは色んな原材料と混ぜ合わせるのが得意な素材であることから、徐々に全国的にひろがっていきました。弊社として、デザートプランナーというスタッフが、新規ご当地ソフト考案のアドバイスを行ったり、しています。
Q 今年はソフトクリームにとって記念の年だそうですね。
日本にソフトクリームが上陸して、今年で60年目にあたります。7月3日が「ソフトクリームの日」ですので、ソフトクリーム関連メーカーで構成するソフトクリーム協議会を中心に、色々な施策を実施予定です。
本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
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