「ゲンスブールと女たち」
今日は、現在公開中の「ゲンスブールと女たち」を紹介しました。
フランスのポップカルチャーを語る上で欠かせない存在、
セルジュ・ゲンスブール。
歌手、作詞家・作曲家、プロデューサー、映画監督など、
多彩な活動で数々の名作と伝説を作り出し、
1991年、62歳という若さで突然亡くなりました。
ゲンスブールの没後20年となる今年、再び彼が脚光を浴びています。
フランスの数々のブランドのCMに彼の音楽が使われているのをはじめ、
ゲンスブールの息子ルルが主宰した、トリビュートアルバムがリリース。
さらに、ゲンスブールが監督・脚色・セリフ、音楽を手がけた
幻の映画「赤道」が初のDVD化。
そしてゲンスブール・イヤーの中心となるのが、今日ご紹介する映画
「ゲンスブールと女たち」です。
映画では、ゲンスブールの少年時代から、音楽の道を志し、
キャバレーのピアニストとして過ごした下積み時代、
さらに、歌手デビューした後、ブリジット・バルドーやアンナ・カリーナ、
ジェーン・バーキンといった数々の女性たちと恋愛を重ね、
スターダムへと駆け上っていく彼の半生が描かれています。
ゲンスブールは、自分の容姿に強いコンプレックスを持っていたそうですが、
数々の美女をとりこにしていく様子は、・・・まさに元祖ちょいワルおやじ!
主演のエリック・エルモスニーノは、風貌から話し方、
ちょっとした仕草まで、かなりゲンスブールを研究したんだそうですよ。
フランスのポップカルチャーを作り上げたカリスマ、
セルジュ・ゲンスブール。
映画を観た後は、彼の作品を手にとってみたくなるはずです!
この映画「ゲンスブールと女たち」は、
■Denkikan で、現在上映中です。
「ゲンスブールと女たち」オフィシャルサイト
http://www.gainsbourg-movie.jp/
本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
詳しくはここ↓