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日輪の遺産

今日の「キネマのススメ」では、今週末公開の映画「日輪の遺産」を紹介しました。

「鉄道員(ぽっぽや)」などのベストセラーで
幅広い人気を誇る浅田次郎の初期の傑作小説がついに映画化されました。
この小説は、浅田次郎自身が「自らの原点」とも言い切る まさに浅田文学の原点。
戦中戦後の知られざる日本の裏側を描き出した歴史ミステリー、
それが「日輪の遺産」です。

第二次世界大戦末期、軍の密令によって、
GHQ最高司令官マッカーサーの財宝を密かに運ぶことになった軍人と20人の少女たち。
使命の重大さに苦悩する将校たち、
何も知らず作業を手伝うことになった勤労動員の女生徒たち。
戦争の終結とともに、彼らがたどる数奇な運命がドラマチックに描かれます。

エリート将校役を堺雅人と福士誠治、
たたき上げの曹長役を中村獅童、
少女たちを導く先生役をユースケ・サンタマリアが演じています。

監督は、「半落ち」、「出口のない海」など
重厚な人間ドラマに定評のある佐々部清(ささべ・きよし)監督。
佐々部監督からこの作品の映画化のきっかけや
撮影中一番苦労したシーンなどについて語っていただきました。

実は、佐々部監督は、次回作もすでに完成していまして、
この「日輪の遺産」に引き続いて堺雅人が主演の
「ツレがうつになりまして」という作品が10月8日(土)に公開決定しています。

今日ご紹介した映画「日輪の遺産」は、
■ シネプレックス熊本
■ TOHOシネマズ はません

で、8月27日(土)公開です!

「日輪の遺産」オフィシャルサイト http://www.nichirin-movie.jp/

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