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キッズ・オールライト

今日は、現在公開中の「キッズ・オールライト」を紹介しました。

この映画「キッズ・オールライト」は、低予算のインディーズながら、

2010年のサンダンス映画祭で上映されて多くの観客の心をつかみ、

ベルリン映画祭では「テディ・アワード」を受賞。

さらに第83回アカデミー賞で主要4部門にノミネートされ、

大きな話題となりました。

さて、そのストーリーですが・・・、ニックとジュールスは、

結婚してロサンゼルス郊外に暮らす、レズビアンのカップル。

精子提供を受けて生まれた思春期の子ども2人との、4人家族です。

ある日、弟のレイザーは、姉のジョニとともに、

自分達の生物学上の父親である精子提供者のポールを探し出します。

ポールは、レストランを経営する気ままな独身貴族。

彼の出現によって、家族の間に亀裂が入り始めます・・・。

レズビアンのカップル、ニックとジュールスを演じるのは、

アネット・ベニングとジュリアン・ムーアという、

アカデミー賞常連の実力派女優。

娘のジョニを、「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ、

息子のレイザーを「センター・オブ・ジ・アース」のジョシュ・ハッチャーソン、

彼らの遺伝子上の父親・ポールを、

「シャッター・アイランド」のマーク・ラファロと、

豪華なキャストが演じています。

ちなみにこの映画、英語のタイトルは「The Kids Are All Right」といい、

「同性カップルの子どもは精神的な問題を抱える」という、

保守派からの批判への反論を表しています。

新しいスタイルではありますが、ここで描き出されているのは、

愛情に溢れ互いを思いやる、どこか懐かしい家族像。

壁を乗り越え、絆を深める彼らの姿には、誰もが共感できます。

観終わった後、爽やかな感動が残る、心温まる1本ですよ!

この映画「キッズ・オールライト」は、

■Denkikan で現在上映中です。

「キッズ・オールライト」オフィシャルサイト http://allright-movie.com/

本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。

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