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KURS「平野龍」さん

今日は、以前もこの番組にご出演いただきました、

NPO法人 ひとづくりくまもとネット 健康・スポーツ事業部

陸上競技事業担当の平野龍さんがゲストです。

平野さんたちが指導されている熊本大学陸上競技スクール(KURS)は、

夏に行なわれた陸上の全国大会にたくさんの選手を送り出しました。

そこで秋の大運動会、体育祭シーズンに向けて、

早く走れるようになるための練習方法など教えていただきました。

~~~~~~~~KURSについて~~~~~~~~

「KURS」発足のいきさつ。2003年頃、熊本大学教育学部の

その当時中川研究室の大学院生だった私を含めた学生を中心に

指導と運営を開始しました。

熊本大学陸上競技スクール(Kumamoto University Rikuzyo School)の

頭文字をとってKURSとしました。

指導者は、

ひとづくり教員3名、熊本大学陸上競技部の現役の選手が20人、

最近1年生のスタッフも加入。

所属選手の人数は、

幼児10人、小学生150人、中学生以上40人ほどの合計200人ほど。

夏に行なわれた陸上のさまざまな全国大会でのKURSの選手の

活躍について教えて下さい。

高校生

九州学院高等学校1年 野林祐実選手 100m 4位入賞

中学生

西合志南中学校3年 加藤大知選手 400mリレー(2走者)

予選でチームベストで走る(予選敗退)

小学生

男子リレーチーム(日高修杜 山下大志 中島祥吾 橋本拓海 上門匠)

予選52秒69(KURSベスト)

準決勝 3-4走者でバトンミス失格

女子リレーチーム(白木佑弥 アングバエリカ 松本舞 仁尾麻由)

予選56秒13(チームベスト)3組4着で予選敗退

これまで指導されてきた中で、印象に残っているエピソードは?

陸上は個人競技なので早い遅いが見てすぐわかるんですね。

リレーのチームを組んで出場する時に、チームの中で最も速い子が

怪我で出ることが出来なくなってしまったんですね。

その事で最初はチーム内のメンバーも不安になったりしたんでしょうね、

他のメンバーに対する不満などを言うようになり、

チームワークが乱れてしまいました。

ですが、大会前日には「リレーは4人いないと走れない、みんなで頑張ろう」と

自分達で励ましあったそうです。

子ども達の姿を見て学ぶことはたくさんありますね。

速く走るための方法を教えて下さい。

長い時間練習期間があるのであれば、

体の動かし方や基礎的なものからやっていけば効果があると思いますが、

短い時間でも、コツが分かれば少しは速くなると思います。

陸上は、ピッチとストライドが大事です。

まずはいろいろ考えるよりも、足を早く動かすということに

体が慣れることが大事です。

本人が走る速さよりも少し速めに手を叩いてあげると、

それにあわせて走ろうとする事でピッチもあがります。

そしてストライドに関しては、

自分の身長よりも少し大きい歩幅で走れると良いと思います。

公園などで練習する際に、自分の身長よりも少し広い幅の線を

10本ほど引きます。10m程度加速しスピードをつけ、

なるべく早いリズムで走り抜けるような練習をしてみて下さい。

今後一般の方が参加できるイベントがあれば教えて下さい。

10月10日(月)体育の日に県民スポーツの日のイベントのひとつとして、

陸上競技教室が水前寺競技場で行なわれます。

午前と午後の2部に分かれていて、午前は基礎的な内容の教室、

午後は大学生に挑戦することもできる記録会が行なわれます。

ぜひご参加下さい。

会場:水前寺競技場 受付 9:30~

午前の部 10:00~ 2時間程度

午後の部 13:00~ 2時間程度

参加料 100円

お問い合わせは ひとづくりくまもとネット http://www.hitodukuri.com/

電話 096-368-3939

KURSの練習時間・場所・お問い合わせ先を教えて下さい。

「基礎づくりコース」 幼児~中学生までまたそれ以上まで

1.熊本大学教室 熊本大学黒髪地区キャンパス内

毎週土曜

2.KKWING 毎週日曜

「レベルアップコース」

1.水前寺教室 毎週水曜

お問い合わせは ひとづくりくまもとネット http://www.hitodukuri.com/

電話 096-368-3939

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