雲仙観光ホテル
名前の由来から商品の開発秘話まで、
企業にまつわる気になる疑問を解決する「会社のヒミツ」。
今月は19日の敬老の日にちなみまして、
特に老舗やロングセラー商品などに注目しています。
第三弾は、歴史ある建築物「雲仙観光ホテル」のヒミツに迫りました。
ご出演は、
雲仙観光ホテル 営業部広報企画担当の坂井絵利香さんです。
~~~~~「雲仙観光ホテル」概要~~~~~
長崎県雲仙市小浜町(雲仙320)にあります。
熊本からはフェリーで島原外港まで最短でおよそ30分。
さらに国道57号線をおよそ40分走ったところにあります。
客室数は44室。
昭和10年10月10日開業のホテルです。
これまでに日本建築学会の「近代日本の名建築」に選定、
国の登録有形文化財に登録され、
さらに経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されています。
歴史ある建物だけにノスタルジックな雰囲気がとても魅力的なホテルです。
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「雲仙観光ホテル」は、国の登録有形文化財及び
近代化産業遺産に認定されている建築物だそうですが、
どんな点が評価されているのでしょうか?
日本の在来建築にスイスの山小屋風のスタイルを合わせ、
周囲の景観と調和するようにデザインされている。
中世フランス、イギリス、ドイツなどで多く見られた
ハーフティンバー様式を使い、丸太の骨組み、
溶岩石の壁が印象的な東洋と西洋の美が組み合わされた建築スタイル。
外観はもちろんのこと、
内装にも歴史を感じさせる貴重な作りが残されていますね。
・手斧けずりの柱
・手焼きのタイル
・ウィリアムモリスの壁紙や、ウィリアムモリスの壁紙柄を用いた
レターセットやノートの販売
・創業当時から使われているランプ、バーのガラス
・真鍮のドアノブとクラシカルな鍵 など
「雲仙観光ホテル」のこれまでの歩みの中で、
最も印象的なエピソードは何ですか?
昭和36年4月25日に昭和天皇・香淳皇后両陛下がご来仙されたことです。
ご朝食の後、お揃いでホテルのバルコニーから
雲仙の景色を眺められました。
ご滞在に関する資料は、少ないですが、
当時の佇まいは今現在も維持されています。
映画の撮影が行われたこともあるそうですね。
1954年(昭和29年)雲仙を舞台とした映画「君の名は」の撮影が始まり、
撮影場所となりました。
「雲仙観光ホテル」に宿泊するとどんな雲仙観光が楽しめますか?
春はミヤマキリシマ、夏は避暑、秋は紅葉、冬は霧氷といった
四季折々の雲仙をお楽しみいただけます。
昭和9年に雲仙天草国立公園として指定された雲仙。
様々な草花、野鳥等の観察を観察することができ、
雲仙の自然を身近に感じることができます。
お得な宿泊プランがいろいろ用意されていますね。
10月10日には76周年を迎えるということで、
76年の感謝の気持ちと、これからのスタートの意味をこめまして、
全ての御部屋の料金を通常価格より50%OFFでご提供いたします。
また、19日敬老の日に向けて、
連泊のお客様にお得なプランを用意しています。
熊本からも近いですし、敬老の日に宿泊のプレゼント
なんていうのもいいんじゃないでしょうか。
ご予約、お問い合わせは、
雲仙観光ホテル 電話 0957-73-3263 まで。
HP http://unzenkankohotel.com/
本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
詳しくはここ↓