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熊本クイズ愛好会「松岡充浩」さん

今日は、

熊本クイズ愛好会の「松岡充浩」さんにお話をうかがいました。

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「熊本クイズ愛好会」の活動内容を教えてください。

毎月1回(基本的には第4日曜日)に市内の公民館で活動しています。

会員が持ち回りでクイズの「問題」と大会の「企画」

(いわばクイズの番組を作るような感じ)を考え、

それを他の会員に対して披露(出題)します。

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クイズの種類もいろいろあり、基本は「早押しクイズ」ですが、

紙に問題が載っていてそれを解いていく「ペーパークイズ」や、

時には音楽を聴いたり、画像を見せて答えさせるようなものもあります。

会員数は、現在アクティブに活動しているのは10人程度。

高校生から60代まで幅広い年齢層の会員がいます。

クイズの実力も、初心者からテレビ番組で賞品や賞金を

たくさん取ったような人までさまざまです。

早押し機は、現在最大16人までが同時に「早押しクイズ」を

できるようなものを使用しています。

テレビさながらの早押しクイズが楽しめます。

「熊本クイズ愛好会」はいつごろ結成されたのですか?

1990年頃、テレビでクイズ番組がブームとなり、

昔からあった日本テレビの「アメリカ横断ウルトラクイズ」とともに

各テレビ局で「クイズ王」の称号を競う番組があった時代があり、

そのときに全国の各地でクイズサークルが生まれました。

熊本でもその頃熊本大学に「クイズ研究会」が生まれました。

熊大のクイズ研究会が、

「大学生以外にも活動の幅を広げよう」ということで発足させたのが、

現在の「熊本クイズ愛好会」です。

1992年の11月に福祉会館(現在の鶴屋東館の場所にあった)で

最初の活動が行われ、その後1993年4月に本格的にスタートしました。

その後、熊大のクイズ研は主要メンバーの卒業などで

活動を停止してしまったのですが、

熊本クイズ愛好会の方は現在でも活動が続いています。

「熊本クイズ愛好会」の活動について、もっとも大事にしていること。

ラジオやテレビのクイズ番組(たとえばKABの「アタック25」とか)に

出場し優勝した会員もいまして、

確かにクイズ番組などで実績をあげる…

というのも大事なことではありますが、

あくまでも「サークル活動」ですので「クイズというものを楽しむ」

ということが最大のポリシーであり

もっとも大事にしていることでもあります。

テレビのクイズ番組を見ながら早押しボタンの代わりに

卓袱台を押したりしてた体験をした人は多いと思いますが、

熊本クイズ愛好会はそういう原体験を大切にし、

「テレビで見ていたようなクイズを実践する」場となっています。

たとえば、テレビ番組の「アタック25」で使われるパネルを

パソコンで再現するプログラム…なんてのを作ったりしています。

その一方で、テレビでやっている形式ばかりでなく、

会員がテレビのクイズにはないオリジナルの形式を考えることもあります。

クイズなども自分達で作っているんですね。

そうですね、テレビさながらのクイズ、時にはテレビではないようなクイズを

楽しんだりすることができます。

私自身も解答者として参加する一方で、

いろいろな企画を立案することがありますが、

会員の独創的なアイディアに驚かされることもしばしばあります。

それから「知識の幅」が広がるというのも大きな魅力です。

教科書に載っているようなものばかりでなく、

芸能ネタとか「へぇ~」とうならされるトリビアのようなものとか。

クイズの対象になる知識というのは森羅万象、それこそ無限です。

また、九州各地(+山口・沖縄)に同様のサークルがあり、

年1回持ち回りで大会を行うのですが、

その前後でその地域の名所などをみんなで観光することもあります。

テレビの出演者さながらにクイズを楽しみつつ、知識の幅が広がり、

それが人生を豊かにする…それが最大のやりがい、

というか魅力だと思います。

今後の活動予定を教えてください。

今後も月1回(基本は第4日曜日)、

白川公園そばの中央公民館で活動を行っていきます。

熊本クイズ愛好会では、テレビの前ではなく自らが解答者として

クイズを楽しむ経験を味わうことができますので、

興味のある方は是非門を叩いてみてください。

ホームページ:http://olqp.matchan-net.jp/   

          

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