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第一興商のヒミツ

通信カラオケでおなじみの「株式会社第一興商」のヒミツに迫りました。

ご出演は、関森英雄さんです。

~~~~~~~株式会社第一興商 会社概要~~~~~~~

カラオケ機器やカラオケソフトの販売など業務用カラオケ事業を中心に、

ビッグエコー、飲食店舗なども運営。音楽ソフトの制作・販売や、

Web配信、衛星放送事業など幅広い分野で

音楽エンターテインメントに携わっています。

さらに、現在高齢者の健康維持と介護予防に役立つ

DKエルダーシステムに注力。

第一興商の名前の由来を教えて下さい。

創業者(保持忠彦)が、中国の古典『菜根譚(さいこんたん)』に由来し、

~徳により興り 徳に背きて亡ぶ 徳は商業の基~というところから、

商売は徳が第一であると考え「第一興商」としたそうです。

業界内でのシェアはどれぐらいなんでしょう?

通信カラオケDAMシリーズの市場稼動シェアは、

当社調べで過半数を占めています。

通信カラオケがどのようなきっかけで開発することになったのか教えて下さい。

(当社が最初に開発したということではありませんが)

1980年代の中頃から、いわゆるカラオケボックス業態が人気となり、

カラオケファンの層が厚くなりました。

それにつれて曲のバリエーションが広く求められるようになり、

圧倒的に曲を増やすことができる通信カラオケのニーズが高まりました。

開発のポイントはどんなところですか?

当社に限ったことではなく、初期の通信カラオケでは

ウイークポイントと言われていた音と映像について常に注力してきました。

音→ MIDI音源の高スペック化、MIDI楽曲制作のスキル向上、

生音演奏曲の導入映像→ 短い動画の組み合わせによるBGV生成、

本人映像の導入、差込(パターン)映像のフルHD化。

また、採点機能についても注力。当初は、

主にメロディラインを正しく歌うことにより採点を行っていました

(はずれると減点)が、

「精密採点」からは、ビブラートやじゃくりなど歌唱テクニックが

プラス要素になるなど、聴感上で歌が上手な人に良い点数を出せるようにと

常に考えています。

「精密採点DX」は、

人気の「精密採点」シリーズが、ますますパワーアップしたものです!

歌唱中に「メロディどおりに歌えているか」、

「こぶしやビブラートが上手く使えたか」などをわかりやすく表示。

採点結果ではあなたの歌唱力をグラフ化したレーダーチャートや

分析コメントで歌唱アドバイスしてくれます!

他にも興味深いプロジェクトがあるそうですね?

介護施設向けに2001年に通信カラオケ機に音楽プログラム/

体操プログラムなど音楽療法的な内容のコンテンツを搭載した、

生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」を開発し、

介護施設を中心に現在約5,000箇所以上での稼働を実現しています。

この10月にはその「DKエルダーシステム」推奨機として

FREE DAMという新商品を出しました。

また、65歳以上の80%を越えているといわれている、

介護施設などの対象とならない健常高齢者(=元気高齢者)の方々

にご利用頂く施設として「Dramatic Active Member's DAM倶楽部」を開発し、

東京・高円寺にオープン。

「Dramatic Active Member's DAM倶楽部」のテーマは

“歌と健康とコミュニケーション”。

従来の老人福祉館とは一線を隔した設備とコンテンツで、

音楽と適度な運動を通じて若さを保ち、

キズナを実感し、楽しさ・面白さを体験できる

参加型コミュニティ施設を目指します。

株式会社第一興商HP http://www.dkkaraoke.co.jp/

 

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