手帳「マークス」のヒミツ
来年の手帳が気になる時期になりましたね。
今日は、
株式会社 マークスの片岡優美さんにお話をうかがいました。
~~~~~株式会社 マークス 会社概要~~~~~
デザインステーショナリー、ファッションアクセサリー、
インテリアアクセサリーなどの
企画・製造・輸入・販売を行なっている会社です。
設立は1982年、本社は東京都世田谷区。
「マークス」の手帳開発について教えて下さい。
・マークスの母体は「編集プロダクション」でした。
コンテンツ制作の充実:巻末の情報ページを刷新
5ヶ国語辞書、会話集、フルカラー 地下鉄路線図(国内・海外など)
海外出張や旅行に役立つコンテンツ作りなどを行なっていました。
初めてダイアリーを発売したのは1999年。
(ダイアリーは2000年度版)
●1999年当時、ビジネスマン向けの手帳は豊富にある一方で、
(会社から支給されるビジネス手帳など)
働く女性を意識して開発されたダイアリーがほとんど存在していなかった。
↓
●働くオシャレな女性のためのデザインやコンテンツをまとった
ダイアリーの開発が求められていると、判断したから。
↓
製本タイプの“綴じ手帳”を開発
(わずか4モデル、17種類、本文デザインは1種類でのデビュー)
↓
今ではスタンダードである、縦に時間軸を刻んだ“バーチカル・レイアウト”。
(当時、国内のダイアリーで採用している製品は
ほとんど存在していなかった。→斬新で挑戦的な試み)
「マークス」の手帳について、
代表的なものや開発のポイントなどを教えて下さい。
マークスダイアリーの特徴は、
ユーザビリティをとことん追求した手の込んだ、
斬新で繊細なギミックと昨日。
→表紙にポケットを付ける(名刺や領収書などの収納に便利)
収納=マークスのユーザビリティを追求する最大のキーワード
●それまでのビジネスダイアリーとは全く異なる発想。
→グッドデザイン賞 受賞 「ストレージ ドットイット」の先駆け
スライドジッパー付きカバーを表紙にまとった。
筆記具、付箋、DMなどを収納することができます。(機能性・デザイン性)
日本・EU・アメリカで意匠登録(国内外で大ヒット定番)
●表紙のデザイン力:国内外のトップアーティストと
セレクトショップとのコラボレーション
素材の追求:シリコン(素材の意外性とビビッドなカラーラインアップ)
●内面コンテンツ:
バーチカル、ホリゾンタル、マンスリー、1日1P、
ライフスタイルに合わせて選べる。
1日1P ダイアリー:「EDIT」
(ワーキングパーソンの24時間を、1冊でカバーする。
1日1ページタイプの自由度の高いノートタイプのデザイン。)
●ダイアリー専用用紙「ネオ アジェンダ」の開発(2007)
筆記特性に優れ、より薄く、軽く、白く、それでいて裏写りしない。
スマートフォン対応の「iagenda」も6月16日から販売が
開始されていますが、どんなサービスなんですか?
ダイアリーメーカーが開発したスケジュールアプリです。
ビジネスライクなスケジュール管理アプリが多い中で、
機能だけでなく「使っていて楽しく、
毎日開きたくなるオシャレなデザイン」が特徴。
?カラーアイコン ?ミーティングボタン ?アニバーサリー登録機能
この季節、来年の手帳を選ぶ人も多いと思います。
どんな点に注意して選んだらいいでしょうか?
中面のタイプ「マンスリー」「ホリゾンタル」「バーチカル」
「1日1ページ」タイプと種類が様々なので、
それぞれのライフスタイルにあったものを選ぶと使いやすい。
ダイアリーは1年間一緒に過ごすパートナーなので、
365日を共に過ごす上で、
心地よいレイアウトや表紙デザインを見つけることが大切。
中でも、今年イチオシなのが、「1日1ページ」タイプ。
スケジュールを管理するダイアリーとしてだけではなく、
日記帳として使用したり、
旅の想い出をつづるスクラップブックとして使用したり、
日々食べたものや見た映画などを
レコーディングするノートとして使用したり。
使い方は自由自在なのでオススメ!
マークスHP http://marksdiary.jp/
本日オンエアのこのコーナーをポッドキャストでも配信中。
詳しくはここ↓